仕事へ行く朝、ぬくぬくのベッドから抜け出るのが辛い季節がやってきました。
朝一番、外に出て息を吸えば鼻の奥はツンと痛く、靴下やタイツを何枚履いていたって、つま先は冷えたまま。
それでも畑には行きたいので、作業着もついに冬バージョン!!
(嬉しそうに大根を抜き終えた瞬間!)
私の畑スタイルは春夏、秋冬ともに割烹着スタイル。
これは畑師匠の奥様、通称”かあさま”がしている格好で、畑を始めた直後「畑ってウィンドブレーカーとパンツ、長靴、そして軍手ってイメージ」とぼんやり迷っていたら、「のりちゃん、これ便利だからプレゼントするよ!」と頂いたもの。
実際かあさまを真似て割烹着を着てみたら、腰まで隠れているおかげで「背中が出て寒い!」や「虫刺され!」の心配も少ないし、動きやすいし洗いやすいしポケットは便利だし、これ最高。
(とはいえ毎シーズン新しいデザインを探すも、なかなかお気に入りに出会えず!! だから春夏、秋冬ともに一種類のボーダーを着用し続けているのです・・。この辺りのこと、またいつかゆっくり書きたいなと思います!)
冬になると、土の冷たさから足が冷えないよう
ボア付き長靴、
暖かタイツに靴下、暖かパンツ、
暖かインナー、ボア付きパーカー、割烹着、
ニット帽。
年が明けると首にはネックウォーマーが巻かれたりもして、動きにくく振り返りにくいのが玉に瑕ではありますが(気分はタイヤメーカー、ミシュランのキャラクター”ミシュランマン”)、風邪をひく要素は減るので安心して作業が出来ます。
そして冬支度は、この野菜も同じ。
霜がおりて葉が痛まないよう、寒さの影響で葉が凍って霜枯れしないよう、紐で外葉を覆ってしっかりしっかりケアをします。
白菜の霜は紐が守る!
カリフラワーの霜も紐が守る!
路地野菜の小さな努力ではありますが、美味しく育ってもらうためにも、こうした作業はとても大切だということを学びました。
大根、白菜・・・
冬野菜が美味しい季節、ついに到来!
加藤紀子
公式ブログ 「加藤によだれ」 https://ameblo.jp/katonoriko/
Web連載 「加藤紀子@山形」 http://www.okaze-gatta.jp/essay
「加藤紀子のエスプリ カフェ プラス」 http://www.ellebeau.com/electore-journal/n_kato/
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