運がUPする「おそうじ風水」
PART 1
「おそうじ」や「かたづけ」でなぜ運気がアップするの?
少々の汚れやほこりは気にしない。散らかったものはいつかかたづけよう。
その「いつか、いつか」が積もり積もって部屋全体の空気がどんよりこもっている。
それでは良い気が逃げていってしまいます!!
おそうじは風水の出発点です
かたづかない部屋は心が落ち着かない
過去3年以上まったく使っていないもの、2年以上一度も身につけていない衣類や靴がごっそり空間を占領していませんか? 不要なものがたまっている部屋は、気分が滅入るばかりでなく、感性まで鈍くなります。
部屋の汚れが気にならないということは、視覚や嗅覚などの感覚器官が麻痺した状態といえます。そんな空間には、たとえ豪華な調度品やインテリアがあったとしても、福の神は宿ってくれません。呼び込んだ幸せの気を留められるスペースが必要です。
そうじで空間をすっきりとさせ、要らないものを取り除きましょう。身のまわりの凶を取り除くことができたら、次第に自分自身の心の中の凶も取り除かれていくでしょう。心の中の凶とは、ねたみ、怒りなど。こういった気持ちを取り去るには、おそうじはとても効果的です。
面倒くさいと避けがちな部分を、自ら率先してきれいにしようという姿勢が前向きな生き方につながります。イライラした気持ちがなくなって、晴れやかな気分になり、心が穏やかになったという人も少なくありません。
不要なものを捨てる技術
ものには物質としてのエネルギーが宿っています。使わないものや不要なものをたくさんため込んでいると、ものに宿った陰の気が、家の中に充満してしまいます。現状を打ち破って運気を上げたい人は、古さを好んで過去を懐かしがるよりも、変化を受け入れ、未来に向かって創造的な生き方を選んだほうが良いのです。不要なものがなくなった空間は、これまでの自分のあり方の変化を表す空間であり、新しい吉運を呼び込む用意ができた証です。
とはいえ、なかなか捨てられないという人も多いですね。その理由は2つ考えられます。
ひとつは目に見えるものを所有することで、支配欲求を満足させて安心するタイプ。この人たちは、ものについている凶も一緒に取り込んでしまいます。本人は気づかなくても、“もの信仰”の人は、要らないものや悪いものを所有して、知らず知らずのうちに、陰の気をためているのです。捨てられるようになるには、見えないものへの価値観を高めることを意識してみましょう。幸せになるために必要なのは、遠くまでを見据える透徹した知性と豊かな愛情です。
もうひとつの捨てられない理由は、面倒くさがり屋の性格だということ。要らないものだと分かっていても、その場に放置したまま。買ったものだけでなく、食べ残しやゴミも捨てない。食器は使いっぱなしの人もいるようです。
自発的にそうじができない人は、定期的に友人や恋人、家族から忠告してもらったり、あえて人を自分の家に呼ぶようにして、部屋をきれいにする動機づけを積極的に行ってください。少しでも自分からそうじをする習慣がつくと、あとのステップは簡単に乗り越えられます!
次回は、片づける習慣を身に付けることが、運を引き寄せる片づけ上手にようになる第一歩になるというお話です。