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大人の印象は、顔よりも髪で決まる。必要なのは、後頭部のボリュームと…?

とある航空会社のCAさんのエピソードです。VIPのお客様対応専門のCAさんのヘアスタイルは、「後頭部がふんわり」している人が多いのだそう。その理由は、後頭部のボリュームは知性を感じさせ、凛として見えるから。一方、後頭部がぺたんこのCAさんは、何かとお客様からクレームを受けがちなのだとか……。

 

このエピソードを教えてくれたのは、大ヒットした『女の運命は髪で変わる』の著者である佐藤友美(ゆみ)さん。髪というのは、想像以上に人の印象に大きく影響するのだと言います。

佐藤友美(さとう ゆみ)/ヘアライター&エディター

1976年生まれ。日本で唯一のヘア専門ライター。15年の間にファッション誌やヘアカタログの「髪型を変えて変身する企画」で撮影したスタイル数は4万人分(約200万カット)を超える。「美容師以上に髪の見せ方を知っている」とプロも認める存在。著書に『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)などがある。

 

◆自分を割り増しで美しく見せてくれる「髪」

「髪で見た目が俄然変わる!」と佐藤さんが実感したのは、ある撮影のときだったそうです。

 

「ダイエット企画を撮影していた時のことです。一般の読者さんに密着取材していて、3kg痩せたビフォーアフターを撮影していました。ところが、3kg程度では写真を見てもあまり変化がわからない。どうしたものかと困っていたとき、ヘアメイクさんがモデルさんの前髪を5㎜ずらしたのです。すると、とたんにほっそりした印象に! 髪の毛がこんなにも印象を変えるのか、と衝撃を受けました」

 

まさに髪の魔法。さらに、佐藤さんの言葉にハッとさせられます。

 

「若い頃、『きれいだね、かわいいね』と言われる人のほとんどは顔を指していますが、35歳を過ぎた頃から、きれいだねのそれは顔50%、髪50%へと変化します。もっと年齢が上がると、きれいの基準は髪のほうが多くなるかもしれません。同窓会でがっかりするパターンは、薄毛や白髪まじり、ツヤのない髪だったりしませんか? 年齢を重ねても、髪がきれいな人は『いつまでもきれいね』と言われているはずです」

 

 

◆髪で損をしている大人の女性が多い!

私たちは鏡で髪型をチェックするときに、ほぼ正面のみを確認していますが、人からは横、斜め後ろ、後ろを見られることの方が多いそう。

 

「先ほどもご紹介しましたが、大人の女性は後頭部のボリュームがマストです。髪が短い方がふんわりさせやすいのですが、ロングでも段を入れてもらえば後頭部のふんわりは可能です。ちょっとした工夫で、印象って本当に変わるんですよ」

そして、そもそも理想の髪型になっていない、というのも損をしている原因のひとつだといいます。

 

「美容院に行って、最後に鏡を見て『なんか思っていたのと違う……』と思うことありませんか? その理由はたったひとつ。美容師とお客さま、つまり自分との間の“心の似合わせ“がズレているからです」

 

若く見られたい、知的に見せたい、清潔感のある印象にしたい……自分が「こう見られたい」「こうなりたい」というリクエストを、美容師にどんどんしてほしい、と佐藤さん。

「お金持ちに見えたい、料理上手に見えたい、だっていいんです。どう見られたいかをきちんと伝えられれば、美容師はあなたがそう見えるようにヘアスタイルを作ってくれますから。心がアンマッチだと、理想の髪型にはならないのです」

 

では、なりたい自分がわからない人はどうしたらいいのでしょう?

 

「自分が褒められて嬉しい言葉を20個書き出してみてください。そして、その中でも特に重要な3つを選んで、それを美容師さんに伝えましょう。

 

写真の切り抜きをもっていくのももちろんOKです。それをネガティブに思う美容師さんは一人もいませんから。できれば3枚がおすすめです。1枚だけでは伝わりにくい、“どうしたいかの共通項”が見えてくるからです」

 

それから髪のツヤ。多くの人はドライヤーのかけ方を間違っていて、ツヤがない髪に仕上がっている、と佐藤さんは指摘します。

 

「温泉宿などで大浴場に行くと、皆さんのドライヤーのかけかたを直したくなります(笑)。根元を乾かしたいから、と下から風を当てている人が多いのですが、それではキューティクルを逆立ててしまうことに。正解は腕を上にあげて、上から風を当てるやり方。これでキューティクルが整って、つやつやの髪になるんです。美容師さんも上から乾かしていますよね」

 

大人の髪は、美容院任せだけでは完成しないのだそう。

 

◆理想のヘアスタイルを作るためには髪の土台を整えることが重要

「毎日のヘアケアを気をつけてこそ、理想のヘアスタイルを手に入れられるのは言うまでもありません。傷んだ髪や、コンディションが悪い状態だと、髪型を作りにくいのは事実です。40代、50代は仕事や家事が忙しく、自分のことは後回しになりがち。ヘアケアアイテムも家族のためだけではなく、自分のために、ぜひ選んでみてください」

 


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シャンプーはノンシリコーン処方、コンディショナーは髪の根元からつけてふんわり仕上がる独自処方です。気分華やぐアロマティックローズの香り。

 

セグレタブランドサイト

 

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佐藤友美さんの著書『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)

 

 

撮影/山田英博 ヘアメイク/木村三喜 取材・文/島田ゆかり 撮影協力/UTUWA

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