こんにちは、旅好きミーナです。またまた間があいてしまいましたが、オマーンへの旅行をレポート中、「絶景!オマーンの“グランドキャニオン”にある5つ星リゾート」の後編です。
オマーンはアラビア半島の東側、ドバイやアブダビのあるUAE(アラブ首長国連邦)の東南の隣国で、“海、絶景、ワイルドな自然が好き、でも旅行は快適じゃなきゃ”というわがままミーナがすっかりお気に入りになった国です。
海のリゾート、シックスセンシズ・ジギーベイ(Six Senses Zighy Bay) の次にご紹介している山の絶景リゾート、アナンタラ アル ジャバル アル アフダル リゾート(Anantara Al Jabal Al Akhdar Resort)は、タイをメインに、アジアを中心に展開しているホテルグループのひとつです。なので、そのグレードやホスピタリティはお墨付き。
アナンタラ アル ジャバル アル アフダル リゾート(Anantara Al Jabal Al Akhdar Resort)は、地図の星のあたりです。
オマーンのグランドキャニオンと言われる峡谷の縁に建つこちらのホテルでは、崖を望むインフィニティプールや部屋のバルコニーからパノラマな絶景が望めるし、何と言ってもアナンタラなだけにスパが素晴らしいので、どこにも出かけなくても充分和めちゃうのですが、アクティビティも豊富にラインナップ。険しい山々に囲まれているだけに、ロッククライミングなんていう、本格的なアクティビティも。
写真はAnantara Al Jabal Al Akhdar Resortのホームページより
せっかくなので、トレッキングに参加することに。ホテルから眺めている谷を降りて行くという、半日コースです。
写真はAnantara Al Jabal Al Akhdar Resortのホームページより
ホテルから15分ほどドライブ、トレッキングのスタート地点に到着。降りて行く途中、たくさんのヤギさんたちに出会えます。急峻な岩壁をピョンピョン登り降りしているのが羨ましい。こっちは、降りるのもガイドさんの手を借りたりと、かなり必死。降りるということは帰りは急な登り、と思うとちょっと後悔・・・
ようやく谷底に到着。最終目的地は、崖が大きく張り出した下の地点のよう。
ひんやりと涼しい半洞窟。ここで軽いランチ、ガイドさんがサンドイッチとフルーツを配ってくれました。これを担いでくれていたんだと、感謝。
洞窟の奥には、何やら絵が。古いものではないとのことですが、こういうシチュエーションで見るとなかなかです。
帰りの辛い登りを頑張れたのは、スパの予約を入れていたから!
タイが発祥のアナンタラだけに、スパはホント素晴らしいです。施設もトリートメントも、ハイレベル。
ローズ香るお茶でお出迎えが、オマーン風。ここはオマーンの中でも、薔薇で有名な地方なんです。トリートメントはローズ・レスキュー・リチュアルにも惹かれたのですが、トレッキング後なのでフットマッサージ付きのグリーン・マウンテン・エスケープに(グリーン・マウンテン・エスケープのコースは現在ありません)。
スパの施設では、サウナやプランジプール、ラウンジスペースで和めます。まずはサウナで温まって、トリートメントに呼ばれるのを待ちます。休憩スペースは屋内にも屋外にもあり、ゆったり。ドリンクのほか、ドライフルーツやナッツもあり、かなり充実。利用していませんが、ハマムもあります。
写真はAnantara Al Jabal Al Akhdar Resortのホームページより
ミルクとミントのフットバスの後、まずはフランキンセンス(乳香)のオイルで全身のホットストーンマッサージ。高貴な香りと肌へのアンチエイジジング効果で有名なフランキンセンスは、古代からオマーンの特産品で、クレオパトラも愛用していたとか。その後は念入りなフットマッサージで、山歩きの疲れも取れました。ローズのコースは、ミルクとローズのフットバス、ローズのフェイシャルと全身マッサージです。
トリートメント後もまた、ラウンジスペースでゆっくりしました。本当に広くて陽が入るスペースだし、ラウンジチェアの他にかなり広いデイベッドもあるので、お昼寝しちゃいそうでした。
次ページに続きます。
スパですっかりリフレッシュ、翌日も軽いハイキンングに参加。部屋から見える向う谷の3つの村を巡る2、3時間ほどのハイキングです。気になっていた村から下まで続く段々畑を歩いたりするそう。
一つめの村は、ホテルから歩いて15分ほど。ここから、2つ目の村に向かいます。村と村を結ぶ畔道沿いでは、ファラジュと呼ばれるオマーンの灌漑システムを見ることができます。これが、段々畑をうるおしているのです。
途中の廃墟も絵になりますね。段々畑にようやく近づいてきました。
なんと、畑は薔薇だったんです。まだ満開には少し早いそうですが、よい香りが漂っていてうっとり。
見上げると、谷の向こうにはホテルが見えます。すごい所に建っているんだな〜と、改めて思いました。
村の家々のドアはそれぞれ凝っていて、歩いて回るのが楽しかったです。
最後の村ではホテルの車が待ってくれているので楽チン、おすすめのハイキングです。
次ページに続きます。
ホテルに戻って、また大好きなインフィニティプールでひと泳ぎ。その後は、広い中庭にあるカフェで、オマーン風アフタヌーンティーをいただきました。
下の段は、揚げ餃子やコロッケに似た、オマーンのおかずもの。中段はサラダや、ヤギのチーズのラップなど。上段は、甘〜い(でも、この乾燥した風土にはすごく合う!)お菓子たち。お腹いっぱいになってしまいました。
オマーンの山の絶景リゾート、アナンタラ アル ジャバル アル アフダル リゾート(Anantara Al Jabal Al Akhdar Resort)と、海のリゾート、シックスセンシズ・ジギーベイ(Six Senses Zighy Bay)をご紹介してきましたが、オマーンには壮麗なモスクやワクワクするスーク(市場)、城郭都市といったアラブ文化、海亀が産卵にやってくるビーチや渓谷などの自然といった、まだまだ見所がいっぱいあります。また機会があれば、ご紹介したいと思います。
アナンタラ アル ジャバル アル アフダル リゾート(Anantara Al Jabal Al Akhdar Resort)