年末に大掃除をすると、汚れがとれなくなったり、使い勝手の悪いものを、捨てたくなりませんか? とくにキッチンまわり! 私は毎年のように年末年始の休みに、買い替え道具をポチッとしちゃいます。
共感していただいたあなたにオススメなのが、このキッチン道具シリーズ「hanauta(ハナウタ)」です。
「ハナウタ」はその名の通り、キッチンで思わず鼻歌が出てしまうような、使う人の理想を形にするツールブランド。日常に欠かせない作業で生じるイライラの種を、機能美あふれるアイテムで"楽しい"に変えることを目指して誕生したシリーズです。
生産に手間がかかるため、今のところ、大手小売り店の扱いがありません。
通販しているのはOurAgeストアだけ。 限定販売中です!
11月に発売開始以来、私の周辺で、ハナウタの3アイテムを購入する人が続出! みんな、使い勝手がよくてデザインのいい道具を探していたんだなあ、と実感しています。
実は、半年ほど前、国際展示場の合同展で、こちらのキッチンスタンドの試作品を見た瞬間に、私は目がくぎづけに! スマホやタブレットスタンドをずっと探してきましたが、チャチだったりゴテゴテしてたりで、買えなかったんです。こんなにスタイリッシュなデザインのものに、初めて出会った~、と感激しました。
OurAgeストアで最初に扱わせてもらえることになり、納品されるやいなや、自分でも購入して、自宅で愛用していますよ。キッチンはもちろんですが、テーブルの上でスマホやタブレットを載せて、記事を読み込んだり、動画を見たりする時に、想像以上に見やすいし疲れなくて重宝しています。デザインがきれいなので、使っていないときも、しまう必要がないのもいいんですよね。
さて、そんなハナウタをプロデュースしたのは、こちら、シラスノリユキさん。
シラスノリユキさん
プロダクトデザイナー、アートディレクター。2008年にクリエイティブユニット、color.設立。家電から雑貨まで、立体から平面まで、モノがたりのあるモノ作りを手がける。コピーライターの妻と二人暮らしで、料理や皿洗いも得意。
「お皿洗いなど、日常に欠かせないキッチンまわりの作業は、なにかと手間がかかり、ストレスを感じることも少なくありません。でも本来、台所仕事は楽しい作業でもありますよね」
とシラスさん。「もっとキッチンを楽しい空間にしたい」という共通の思いを持った、新潟の日用雑貨メーカー、ビーワーススタイルとともに、「ハナウタ」ブランドを立ち上げました。
キッチンでの悩みと理想を洗い出し、デザインをして試作。使ってみては修正を繰り返し、到達した製品が販売中のアイテムです。
「道具ではあるけれど、アクセサリーのようなたたずまいを意識して、ステンレスのワイヤーで柔らかなラインを出しました。すべての製品が新潟・燕三条の職人さんの手で作られています。もちろん、軽くて丈夫な安心感やお手入れの簡単さなどは当然のこと。加えて、作業をスムーズにしたり何通りにも活用できたり。その人ごとに使い方を見つけていただけたらうれしいです」
底につけた波状の突起のおかげで、
洗ったお皿を縦にも横にも無造作に置ける、
画期的な水切りかご
ディッシュドレイナー(縦置き、横置き)各 ¥14,000+税
1.羽を広げたような側面のカーブがお皿を優しく受け止めます。またお皿を横向きに置けば縁が差し込みやすい作り。
2.抜群の働きを見せるのが、底に並べた波状の突起。食器の向きや位置をいちいち気にせず置けて、作業がスピーディに
洗ったお皿が水切りかごに入れたそばから倒れたり、大皿が既存の皿立てに収まらなかったり。憂鬱になりがちな作業を、このディッシュドレイナーが一気に解消。
「底に波状の突起を作ることで、お皿をしっかりホールド。縦にも横にも、お椀や深皿を斜めに置いても滑りません。さらに、本体両サイドにつけた緩やかな羽状のカーブがお皿を優しく受け止めるから、実際に効率よく、ストレスなく食器洗いができるようになりました」。
トレイから流しに直接水が流れる作り。ほかに横置きバージョンも。
本体 幅434×奥行き337×高さ170㎜
次は、私の周辺で一番購入者が多いキッチンハンガーです。
水まわりの〝乾かしたいもの〞を
解決してくれる多機能派のキッチンハンガー
ハンガー部分と脚を上に向ければ使い方のパターンが広がります。
1.2枚のまな板を、ハンガーと脚の間に渡して、すき間を開けて乾燥させることが可能。
2.一本一本にゴム手袋やグラス、ボトルなど自由に差し込んで
「水を扱う場所なので、乾かしたいものがいろいろ。でも、案外干す場所が足りないんですよね…」。
日々ストレスを感じる状況をクリアにしたのが、コの字の置き型。ふきんなら一度に3枚、保存袋等もかけられます。ハンガーを上向きにすると、まな板やグラス、ボトル、ゴム手袋などを差し込める形に。
「あちこち置き場を探さなくて済むようにもなりました」。
幅300×奥行き110×高さ262㎜。
奥行きが110mmなので、ちょっとした隙間に置けるのも人気の秘密です。
いよいよ最後は、私の一押し、キッチンスタンドです。
こちらが、私も愛用するキッチンスタンドです。
タブレット&スマホ、そしてまな板も!
ついに登場したスタイリッシュなスタンド
1.コンパクトサイズで、スマートフォンもジャストフィット。
2.まな板を載せても安定感があります。他に、スタンドの向きを変えて、立てかける方法も。
3.他にないシンプルさと高級感。操作中に滑りにくいよう、付属でゴムの脚キャップがつきます。
「タブレットでレシピサイトを参考に料理をすることがあるのですが、キッチンで気を使わずにタブレットを立てられるスタンドがあったらな、と」。
なかなかしっくりくるものが見つからなくて、デザインしたのが、このすっきりした形。タブレットを受ける部分は、調理台より浮く高さに設定。底の水浸しが避けられるのはもちろん、画面も見やすくなりました。素材のステンレスワイヤーは、汚れても洗えばOKです。
「料理が終わったら、まな板立てとしても使用可能。スタンド自体もスペースも有効に使えます」。
撮影後も試作を重ね、操作時にすべらないように脚にゴムキャップがつけられました。実物の写真はOurAgeストアのサイトでご覧ください。
幅83×奥行き140×高さ121㎜。
BWS(ビーワーススタイル)
www.beworth.jp
撮影/山崎 誠 スタイリスト/本瀬久美子 取材・原文/高井法子
撮影協力/プロップスナウ EASE UTUWA アワビーズ