まだSTAY HOMEの食事が続いていて、おうちごはんのレパートリーもそろそろ息切れモードの方に。
ワンプレートだとちょっと寂しいから、気軽にぱぱっとあと1品作れたら、なんて時に。
毎週1回、鍋かボウル、ポリ袋のうち1つでさくっとできる1品をご紹介しています。
初夏の野菜カレー
トマト、なす、ピーマン、しし唐、おくら、夏に向けて市場に出てきた野菜を使って、野菜だけのヘルシーカレーにします。小麦粉の入ったルーは使いませんが、おくらのトロミで満足感のある仕上がりに。
カレー粉は、ターメリックやクミン、コリアンダー、フェヌグリークなどがミックスしてある複合スパイス。ルーと違って小麦粉や油脂分は入っていません。日持ちもするので常備しておくとこれからの季節、重宝します。
ショウガ科のターメリックに含まれるクルクミンは肝機能強化に、
セリ科のコリアンダーは、消化を助け、血液浄化、発汗作用があり、
同じくセリ科のクミンも、消化を助けるとともに、解毒作用があり、などなど。
だいたい共通して、発汗による新陳代謝、抗酸化、胃腸の働きを高める、殺菌、疲労回復などの作用があります。
夏はエアコンなどでかえって身体を冷やししてしまいがち。スパイス効果で代謝をあげていきましょう。
材料 (2人分)
トマト (大)1個
なす 1本
ピーマン 2個
しし唐 4本
おくら 4本
植物油 小さじ2(いつも炒め物に使っている油でOK)
塩 小さじ1
醤油 小さじ1
酢 小さじ 1
白ワイン(または酒) 大さじ2
カレー粉 大さじ 2
※クミンやコリアンダーなどあれば好みで、少しだけ加えてください。
1.全ての野菜はヘタを取る。トマトは2センチ角にざく切りする。なすは縦に半分に切り、斜め薄切りにする。ピーマンは種を取り、縦に1センチ幅に切る。ししとうは斜めに2つに切る。オクラは1センチ幅に切る。(写真2)
2.フライパンに、油を入れて、中火にかけ、冷たいうちからトマト、なす、塩、酢を入れて炒める。水分が出てクタッとしたら、ピーマン、しし唐、オクラ、白ワインを加える。3分ほどして、すべてがしんなりしてきたら、カレー粉、醤油を加えて全体をざっくりまぜる。
簡単美味しい1品で、おうちごはんをより楽しく!!