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柿の鮮やかな色を楽しむオードブル

山田玲子

山田玲子

料理研究家

浜田山・麹町にて料理教室「Salon de R」を主宰。女性の美と健康を考えた、おしゃれなメニューを数多く提案する。

また、「食することは人の輪なり」をモットーに、国内はもとより、NYやヒューストン、スペイン、韓国、シンガポールなど、海外でもレッスンを開催。各地で食を通じて人々と交流を深めている。

近著に全文英訳付きレシピ本『おにぎりレシピ101』(ポット出版)がある。

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柿のおいしい季節ですね。店頭には立派な柿がたくさん並んでいますが、街ではお庭の木にたくさんなっているのもよく見かけますね。

 

きれいな橙色の実が塀から少し道路のほうに顔を出している様というのは、なんとも言えない、日本らしい風情があります。街を歩いていてこうした風景に出くわすと、とても懐かしいような、ほんわかした温かい気持ちになります。

 

というのも、以前は、私の家にも大きな柿の木があり、毎年この季節になると、食べきれないくらいたくさんの実がなるので、山のような柿を抱えて、ご近所に配ったという楽しい思い出があります。でも、ある年から、老木には実がつかなくなってしまいました…。

 

冬の灰色の空に、ぽっと灯がともるように浮かぶ、橙色の柿が懐かしいです。

 

さて、最近は、出回る果物の種類が増えていることもあり、柿離れが進んでいるとも聞きますが、みなさんはお好きでしょうか。ご近所さんからお裾分けをいただいたり、お歳暮などでいただいたりすることも多いので、ちょっと食べきれない…、なんてこともあるのではないでしょうか。

 

そんなときは、ぜひ料理に使ってみましょう。今回は、柿の温かい色合いを生かして、ナスと合わせたおしゃれなオードブルをご紹介します。

 

柿にナスなんて合うの?とちょっと疑問に思う方も多いかもしれません。でも!意外なことに、これが合うのです。柿とナス。どちらもやさしい甘みがあって、トロリとした食感。相性抜群です。

 

また、見た目にも、ナスの鮮やかな紫色と柿の橙色との組み合わせがおしゃれ。お互いの色を引き立てあって、素敵なオードブルに仕上がります。

 

柿とナスのオードブル

 

山田玲子さん_柿とナスのオードブル

 

 

【材料(作りやすい分量)】

ナス……2本
柿……1個
A酢……小さじ2
Aしょうゆ……大さじ2
A練りからし……小さじ1/2

 

【作り方】

①ナスはへたをとり、縦に4等分にして、油(分量外・適量)を引いたフライパンで焼く。焼けたら、さらに斜めに4等分くらいに切る。
②柿は皮をむいて種を取り除き、1cm角に切る。
③①と②をボウルに入れ、混ぜ合わせておいたAであえる。

 

日本酒にもワインにも合うと、お料理のクラスでも人気の一品です!

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