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冷えとり名人が指南/お風呂編①半身浴でデトックス

田中美津さん

田中美津さん

1943年生まれ。鍼灸師。1970年代初頭、日本のウーマン・リブ運動を主導。4年半のメキシコでの生活を経て、1982年より鍼灸治療院「れらはるせ」を開設。
『自分で治す冷え症』(マガジンハウス)『いのちの女たちへ とり乱しウーマン・リブ論』(パンドラ)など著書多数

デトックス効果マックス

【半身浴】

 

 

冷房過剰な現代では冬より夏のほうが冷えは深刻。鍼灸師で、冷えとり名人の田中美津さんが夏冷え養生法を伝授します。

 

ここでは、冷房病の予防にもなる夏のおすすめ入浴法についてご紹介します。今回は、汗をよく出すことでデトックス効果がある半身浴についてです。

 

 

 

入浴直前・直後は1杯の白湯で水分補給

 

白湯は湯冷ましのこと。体温より低いと 効果がありません。

50℃くらいを目安に。 一気に飲まず、ゆっくり飲んで。

体を冷 やさないので、胃腸が弱い人などはお茶 代わりに飲むのもおすすめ。

 

 

 

吹き出る汗と一緒に冷えの邪気を一掃

 

「夏は発汗によって毛穴が開いた状態。冷房の冷気が当たっても、体はすぐに毛穴を閉じられず、引っ込む汗と一緒に冷えの邪気が体に入り込み、冷房病を招くのです」

 

冷房病の予防には、入った冷えはその日のうちに出すのが鉄則。美津さんのおすすめは半身浴です。体を芯から温め、腎や消化器、子宮の働きを活性化。リンパの流れもよくなりむくみも改善します。

 

「夏の半身浴は、汗がよく出て絶大なデトックス効果を発揮します。冷えの邪気だけでなく、鉛やカドミウムなど体に有毒な重金属も、汗と一緒に排泄されるといわれています。

 

また、夏の発汗は腎を養うことにもつながります。腎は夏に休みをとる臓器。夏に汗が出ると尿量は減少する。つまりその分、腎が楽できるわけね。ところが冷房の部屋にいて汗をかかないと、腎にとっては冬同然。排泄作用を一身に背負い、働き続けなければなりません。腎の過労でエネルギーが減退し、気力、体力、精力が落ち、夏バテに陥っちゃう」

 

腎を助けるためにも、初夏〜 10 月半ば頃までは、半身浴で汗をかくことを熱心に行いましょう。

 

「実は、汗をジャンジャンかいていいのはこの期間だけ。冬は汗を出しすぎるとエネルギーまで失うので、少し汗ばむ程度にとどめて。のぼせて半身浴がきついという人は、お湯の温度が高いのかも。ぬるめのお湯でゆったりつかれば、体も心もじんわり温まり、ゆるゆるほぐれます」

 

 

次ページに続きます。

●半身浴の正しいやり方●

 

夏は38℃くらい、冬は40℃くらいまでのぬるま湯に、みぞおちから下だけ20〜30分つかります。浴槽が深い場合は、風呂用の椅子で高さを調節します。ぬるくなったら差し湯をして温度を調節してください。半身浴が終わったら体を洗い、最後に好みの温度で入浴してからお風呂を出ます。

 

 

 

次回は、手足の冷えやほてりをとる、正しい足湯のやり方などをご紹介します。

 

 

イラスト/しおたまこ  構成・原文/石丸久美子

 

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