ぽっこりお腹の解消をサポートしてくれると話題の「やせ菌」ですが、どのような食材に含まれているのでしょうか?
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
食べ方編
25 「やせ菌」を増やす食材を取り入れる
太っている人は腸内にデブ菌が、やせている人はやせ菌が多いとか。
「デブ菌は“フィルミクテス門”という、腸内で最も多い日和見菌。便になるはずの残りカスからも過剰に栄養を吸収するので、この菌が多いと太りやすく。やせ菌は“バクテロイデス門”という日和見菌で、脂肪をため込ませない短鎖脂肪酸を作るので、増えるとやせ体質に。やせ菌は下のような食品で増やせます」
オリゴ糖
オリゴ糖はバナナや玉ねぎ、ごぼう、にんにくなどに多く含まれます。
食物繊維
やせ菌の大好物が食物繊維。野菜、きのこ類、海藻類などに豊富です。
黒い食品
ひじきやこんぶ、ごまなどマグネシウムの多い、黒い食品も効果的。
乳酸菌
やせ菌を増やす乳酸菌が多いのは、ヨーグルトやチーズ、漬け物など。
26 ストレス食いに走りそうになったら、温かい飲み物を
ストレスがたまると食べたくなるのは、交感神経が優位になり、何かを食べて体を緊張から解放しようとするから。
「ストレス食いは太るもとなので、ストレスを感じたときは温かい飲み物を飲みましょう。体内に温かい飲み物が入ると副交感神経のスイッチが入り、食べたい気持ちが落ち着きます」
次回は、やせる食べグセ45の法則!【食べ方編】27〜29をご紹介します。
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂