肋骨は呼吸とともに動き、息を吸うと肋骨は広がり、息を吐くと縮まります。深く呼吸をすればそれだけでもリブトレ効果が得られるので、まずは呼吸の練習からスタート。
まずは「リブトレ呼吸」で肋骨を動かす練習を
思いきり吸って限界まで吐ききる呼吸で肋骨が動く
「肋骨は、鼻から思いきり吸って、口から限界まで吐き出す深い呼吸で大きく動くので、まずこの呼吸の練習を。
この“吸う・吐く”の基本ができたら、今度は肋骨を触りながらリブトレ呼吸を。息を吸うと肋骨の下部が横にふくらみ、吐くと肋骨がしぼむのがわかるはず。
そこからさらに吐き出してお腹が背中とくっつくくらいまでへこませます。これで肋骨が引き締まってくびれやすくなります」
●リブトレ呼吸【吸う】
吸うときは鼻から思いきり吸い込みます。もう限界!と思うところまで深く吸いましょう。鼻の穴を床と平行にして吸うと、よりたくさん吸うことができます
●リブトレ呼吸【吐く】
吐くときは口から吐きます。口をすぼめるとお腹の動きを感じやすくなります。最後はお腹をグーッと引っ込めて、最後のひと息までしぼり出しましょう
肋骨を触るとやりやすい
●肋骨を触りながら息を吸い込む
両手を肋骨に当て、鼻の穴を床と平行にして、鼻から息を吸います。肋骨が横にふくらんでお腹がパンパンになるまで吸いましょう。肋骨を抱えるようにして行ってもOK
●肋骨を触りながら息を吐き出す
口をすぼめて細く息を吐き出し、横にふくらんだ肋骨を元に戻したら、腹筋を使って残りの空気も吐いてしぼり出します。限界までしぼり出すと、お腹の奥で腹筋が硬くなるはず。この呼吸を繰り返しましょう
お話を伺ったのは
森 拓郎さん
Takuro Mori
運動指導者、フィットネストレーナー、ピラティス指導者。大手フィットネスクラブを経て、2009年に自身のスタジオ「rinato」をオープンし、ボディメイクやダイエットを指導。ボディラインを重視した、きめ細かい指導が人気で、モデルや女優からの信頼も厚い。著書に『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』(ダイヤモンド社)など
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 モデル/殿柿佳奈 スタイリスト/鈴木由里香 取材・原文/和田美穂
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