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舌の震えはこころの震え 〈自分を知る漢方ツール・舌をみる〉

樫出恒代

樫出恒代

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon代表。Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、一人ひとりのこころとからだにていねいに向き合う漢方カウンセリングを提唱。連載の味わいあるイラストは、本人によるもの。
美容家吉川千明氏との共著に「内側からキレイを引き出す 美肌漢方塾」(小学館)

OurAgeインタビュー「信じていなかった漢方の力に救われて、この道を究め続ける薬剤師」はこちら

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蒸し暑い日もあり、
冷たい風が吹く日もあり
からだもこころも、
ちょっぴり動揺する秋の日です

 

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です。

鏡を持って
ご自分の舌をべーと出して
見てください。

樫出さん 舌

「舌」で身体のこと、
こころのことがわかるなんて、
いにしえの偉大な漢方家は
すごいことを発見したものです。

 

 

舌を出した時に
どんな風でしたか?

 

震えている感じ、ありますか?
ぶるぶる?
よく見ると、プルプル?

 

もし、震えていたとしたら、
「こころ」も
震えているかも
しれません、というサインです

 

 

このところ
漢方カウンセリングにいらっしゃる方で
震える舌の方が多いような氣がします

 

舌の震えは
漢方では「氣」の状態を
あらわすことのひとつで

 

そわそわしているか
緊張しやすいか
ドキドキしているか
ビクビクしているか
不安を感じてないか

 

そんなことが
わかってしまう

 

身体は賢いから
いろいろと
持ち主である
ご主人さま
自分自身に教えようとしています。
メッセージを、送っている。

 

 

 

舌を見ることは病気を防ぐことにつながるそう。

漢方は
「未病を治す」を
第一と考える。

 

つまり、病氣になる前に氣づいて防ぐこと。

 

今でいう
セルフメディケーションの考え方そのもの。

 

「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と世界保健機関(WHO)では定義されている
セルフメディケーション。

 

まず、自分自身のことを知る
そのための簡単な方法が

 

舌を見るだけ
「舌診(ぜっしん)」
と、言います

 

以前にもこちらのコラムで書きましたのでご覧ください。

第22回「自分を知るいちばん簡単な方法は“舌”」

 

 

漢方の見方には
4種類あって

 

①望診(ぼうしん)

見ること
舌を見る、顔色を見るなど

 

②聞診(ぶんしん)

聞くこと、感じること
例えば、話すスピード、呼吸、体臭、口臭

 

③問診(もんしん)

症状を聞き取ること

 

④切診(せっしん)

直接、肌に触れること
お腹を触る腹診は日本漢方独特のもの

 

五感をつかって
人をまるごと
みること。

 

それが「漢方」
漢方薬を飲むこと=漢方
ではないのです

 

これだけ
情報があふれる中で
〈何を選ぶ〉か
選ぶ時の指針になるものは、
自分を知ることですね

 

毎日、
ペロッと
舌を見ること
ぜひ、やって見てくださいね

 

 

 

舌が震えたときの対策については、次のページで。

舌が震えたときの対策としては

 

舌診だけでなく
漢方カウンセリングで
いろいろと伺った上での
養生法や漢方薬の判断になりますが。。

 

特に
舌が震えるのは
漢方的に生命エネルギー・生きていく力である「氣」が減る≪氣虚≫であることが多いです。
また「氣」が滞る≪氣滞≫であることも。
体力低下、血虚(貧血のような症状)などでもおこります。

 

≪氣虚≫・・・・やる氣がおきない、うつうつする、人と会いたくない、不眠など

 

≪氣滞≫・・・・イライラする、すぐにむかっとする、気持ちが落ち着かない、不眠など

 

ご自分がどちらのタイプかで
養生法や漢方薬も変わってきます。

 

≪氣虚≫

身体全体を温める 温かいものをとる・食材は火を通す

辛いものなどの刺激物は避ける

 

オススメ食材

いも類(山芋・長芋・じゃがいも・さつまいもなど)かぼちゃ、ネギ、しょうが、豆類、
牛肉、羊肉、鶏肉、えび、しいたけ、しめじなど

 

 

《氣滞》

氣をめぐらせる香味野菜をとる・

辛いものは避ける、酸味の食べ物をとる

 

オススメ食材

セロリ、春菊、三つ葉、せり、黒酢
梅干し、菊花、キンシンサイ、レモン、
グレープフルーツ

 

などがあります。

 

 

 

日が短くなってきました。
夏から秋への移り変わり
こころも身体も震え(揺れ)やすい季節

 

漢方的生活
漢方的な養生をー!

樫出さん 犬

注:漢方薬については

漢方専門の医師や漢方薬剤師

漢方アドバイザーなどにご相談・

カウンセリングの上お飲みください。

 

 

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