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横森理香の更年期チャレンジ! 「コーネンキなんてこわくない」第3回「いやーん、ばっちり更年期状態!」

横森理香

横森理香

作家・エッセイスト。1963年生まれ。多摩美術大学卒。 現代女性をリアルに描いた小説と、女性を応援するエッセイに定評があり、近著『40代 大人女子のためのお年頃読本』がベストセラーとなる。代表作『ぼぎちんバブル純愛物語』は文化庁の主宰する日本文学輸出プロジェクトに選出され、アメリカ、イギリス、ドイツ、アラブ諸国で翻訳出版されている。 最新刊は『コーネンキなんてこわくない』。 また、「ベリーダンス健康法」の講師としても活躍。
主催するコミュニティサロン「シークレットロータス」でレッスンを行う。

横森理香公式ホームページwww.yokomori-rika.com.

  

★約1年半にわたり連載してきた横森理香の更年期チャレンジ!「 コーネンキなんてこわくない」がついに書籍となって4月25日(火曜)発売!!
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 ただいま連載第1回、2回、3回、4回をOurAgeでお読みいただけます。

 

 

 

52歳になって、子宮筋腫をもつ作家・横森理香についに更年期症状が!?
何をしたら、スッキリ爽やかでハッピーな毎日が過ごせるのか。
いろいろなチャレンジをしていく更年期克服ルポエッセイ。第3回

 

 ③いやーん、ばっちり更年期状態!

 

 

一週間後、私は再び麻布十番まなみクリニックに赴いた。女性ホルモン値検査の結果を聞きにいったのだ。

 

イケイケ編集者Tに対抗して、今日は張り切って秋物の新しいワンピースを着て来たのに、Tはいない。

 

「緊急会議が入り、来られないそうです」

 

ふん、今日は撮影もないじゃん。なーんかガッカリ。

 

「こんにちは」

 

まなみ先生、今日はマスクをしているからお顔全体は見えないが、眉毛はばっちりお手入れされている。診療室にはファンシー小物も飾ってあるし、なりふり構わない女医さんより、同じ女として信頼できる気がする。

 

「横森さん、ばっちり更年期ですね!」

 

なーんて、女医が言うわけないが、結果はしっかり更年期状態だった。女性ホルモン値エストラジオールの値が正常値は20~200Pg/ml。私は15。

 

「かすっかすですね」

 

とも、女医が言うわけないけど(しつこい)、かなり底をついてるムード。

 

そして脳から「卵出せよ~」という指令をするホルモンの数値が平常値は10mIU/ml以下なのに、このFSH(卵胞刺激ホルモン)が64.8と高くなっている。このため、様々な更年期症状が出て来るというわけだ。

 

「プラセンタはどうでしたか?」

 

「特に変わった様子はなかったですが、思えば先日の爆弾低気圧のとき、ぜんぜん眠くなかったんです。普通は低気圧の日は、眠くて眠くてしょうがないんですが」

 

これは、Tも言っていた。仕事中眠くならなくて助かるから、プラセンタは欠かせないと。

 

「そうですか、じゃ、今日も打ちますか」

 

「はい」

 

「私もお願いします」

 

ライターのY女子も答える。

 

「今日、実は誕生日なんですよ。55ですから、2本、お願いします」

 

自分へのプレゼントか?

 

「あ、ちょっと青あざになっちゃってるなぁ」

 

先生はプラセンタ注射をしようとして、私の二の腕を見て言った。

 

「え、気が付かなかった」

 

かなり後ろの二の腕だから、気が付かなかったのだ。

 

「じゃあ漢方薬は、桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を処方しておきますね。とりあえず1カ月分。漢方はしばらく飲んでみないと、その人にあうかどうか分からないので」

 

「検診は、今日は必要ないですか?」

 

「体癌検査を去年の十二月にやってるんですよね?」

 

「はい」

 

「では年末でいいですよ。一年に一回でいいですから」

 

サクサクっとした先生である。爺ちゃん先生の半年に一回の定期検診をサボって来ているから、ちょっと不安だったが、まなみ先生がいいって言うんなら必要ないのだろう。そもそも検査し過ぎじゃないかなぁとも思っていたのだ。

 

「ありがとうございました~」

 

私は処方箋を持って、麻布十番の薬局に寄った。かつて住んだことのある町だから、三十年前によく行っていた薬局だ。まだそのままここにあるんだぁと、懐かしい気分で処方箋コーナーに座った。

 

「桂枝茯苓丸、1カ月分ですね」

 

薬剤師のオバチャンがにこやかに対応する。

 

「汗がどわっと出ちゃって、大変なんですよ」
と言うと、

 

「これから寒い季節になるからね、一人だけ汗かいてるとね~」
オバチャンは、体験者としてリアルに同調してくれた。

 

1カ月分のツムラ桂枝茯苓丸は、結構な量だった。一日三回の包で三十日。

 

「1ヶ月ぶん1090円って、安っ。処方箋あると保険きくから助かるわぁ」

 

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これが一回分。これを一日三回飲むことになりました。以前に試した煮出すタイプのものは、面倒くさかったのですが、これなら続けられそう。

 

 

 

 

 

桂枝茯苓丸を飲んでニ週間ほどたった頃、昼間出先に持って行くのを忘れたことがあった。け、飲んでもそんな変わんないや、と思っていたが、飲まないと汗の量が違うのだ。一回飛ばしただけで・・・・・・。私は焦って、夕方は早く帰宅し、きっちり空腹時に飲んだ。

 

体感として、30パーセントは汗を抑えられる感じだった。一日にホットフラッシュの起こる回数は変わらないが、発汗の激しさが減る。となると、結構効いているということではないか。

 

ただし、よどみなく食間に一日三回を厳守しないと、この効果は得られないから、マメな人向き、とも言える。

 

プラセンタの効果は、確かに疲れにくくなったような気もする。体調がいいのは、季節が良くなったせいもあると思うが。ただし、二の腕の青あざはさらにひどかった。体質もあると思うが、風呂上りに娘が発見して驚いたぐらいだ。

 

「どうしたの、これ?!」

 

「え?」

 

私も鏡で確認した。結構ひどい。慌ててアルニカクリーム(青アザ、筋肉痛治療自然薬)を塗った。三日ほど、打った側の筋肉痛もひどかった。肩こりというよ りは、胸のほうまでこわばって痛かったのだ。なるほどこれがあるから、慣れてる人はお尻に打ってもらうのだな。詳細話せよ、編集者T(´・ω・`)

 

 

 

 

おっつけ、ソイチェックの結果も郵送されて来た。

 

 

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前回、まなみ先生のクリニックでいただいた「ソイチェック」、エクオール検査郵送キットがこれ。イソフラボンから生まれる、女性にいいとされる成分エクオール。体内にその産生能力があるかを調べられる。

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上のキットで尿をとり、送って届いた結果が、こちら!! な、なんと・・・

 

 

 

 

「あなたは、エクオールを つくれていませんでした。ガーン」

 

その数値、0.25未満って、ほとんどカツカツやんけっ。

 

「あなたは、大豆を毎日食べていますか? って、食べてるわいなっ」

 

もう二十年以上も毎日、豆腐、納豆、豆乳、味噌、醤油と、大豆製品は意識して毎日摂っている。もしかして、意味なかった?

 

「私もエクオール作れる体質じゃないよ~。そういう人でもエクオール摂れるサプリもあるよ~」

 

もう二十年以上の付き合いになる、おっとり系編集者Kが言った。

 

「あー、まなみ先生のクリニックでも扱ってた!」

 

「それそれ。私も摂ったことある。エクオールは小さい頃、納豆食べてなかった人が作りにくいとも言われてるんだよね~」

 

「あ、私も食べてなかった。匂いがダメで。大人になってからだよ、食べられるようになったの」

 

「大豆食品だけじゃなく、人それぞれ、食べたほうがいいものとか、食べないほうがいいものとかあるみたいよ。若返りの食事法を指導するショーシャ式体質診断ってのもあるから、行ってみる?」

 

「行く行く~!」

 

というわけで、今度は編集者Kに誘われ、私はアンチエイジングで有名な和田秀樹先生のクリニックにお邪魔することになったのである。

 

・・・・・・続く・・・・・・

 

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