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老眼とスマホと漢方と

樫出恒代

樫出恒代

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーター。漢方カウンセリングルームKaon代表。Kaon漢方アカデミー代表。新潟薬科大学薬学部卒業後、一人ひとりのこころとからだにていねいに向き合う漢方カウンセリングを提唱。連載の味わいあるイラストは、本人によるもの。
美容家吉川千明氏との共著に「内側からキレイを引き出す 美肌漢方塾」(小学館)

OurAgeインタビュー「信じていなかった漢方の力に救われて、この道を究め続ける薬剤師」はこちら

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蒸し暑い日が続いております。
みなさま、お元氣ですか?

 

漢方薬剤師・漢方ライフクリエーターの
樫出恒代です。

今の生活に欠かせないもの
そのひとつに
「スマホ 」
スマートフォン、があります。

(タブレット・携帯もふくむ)

 

これは、本当に便利。
遠くに離れている親や姉妹、友人と
無料でテレビ電話できる。
わからないことを辞書を使わなくても
すぐに調べられる。
地図だって出てくる。
そんなこと、10年前には想像もしていなかった。

 

更年期世代は
子供がいる方は子供も手を離れ、でも心配で。
親のことも、もちろん心配で。

 

そして、
これからの自分のことも心配。

 

と、いろいろ心配。

 

だから、
すぐに顔が見られる電話は
その心配を少しは減らしてくれる。

 

そして、心配事があれば
ついつい
すぐに調べてしまう。
スマホで。

 

便利、とても便利なのですが、
便利はときどき不便にもなる。

 

自分で考える前に調べてしまう。
(これは、前回のコラム〈あれ、あれが思い出せない〉にも書きましたが、考えなくなりがち)
自分で決断できなくなる
(情報かありすぎてわからなくなる)
など、など。

 

 

 

スマホにはもう一つ弊害が。次のページで説明します。

もう一つの弊害は
目の疲れ
老眼が進みやすくなる。

 

“スマホ老眼”という言葉もでました。
これは、20代、30代の
老眼とは縁のない世代まで
目の疲れがたまり
老眼のように目の焦点が合わせにくくなってしまうことを
言うのだそう。

 

ましてや、40代50代は
目の疲れがどーんと
出てくる時期。

 

目の疲れは
目の周りの筋肉の疲れにもつながり
たるみ、しわの原因にもなりうるわけです。

 

見えにくくなると、
ついつい、しかめっ面して
みけんにしわができたり
しますね。

 

 

そして、漢方では、
「目」とはいえ
全身の血流や氣の流れにも関係すると
考えます。

 

身体の疲れがひどい日や
疲れがでる夕方〜夜は
いつもより
見えにくく感じることありませんか。

 

そして、
目は、「肝」(肝臓・筋肉・ストレス・生理・アレルギー、そして怒りとも関係する臓のこと)と
密接な関係があるといわれます。
だから、怒りがあると
「目が血走る」とか
「目くじらをたてる」
などといいますね。

 

確かに怒ってる人は、目や顔が赤くなります。

 

目は口ほどにものをいう?!

 

 

 

老眼を遅らせる方法は、次のページで!

上手にスマホを使いこなし
「目」をいたわって
老眼をちょっと遅らせよう〜

 

普段、私がやってる方法は
とても簡単

 

スマホを近付けすぎないようにする
15センチ〜20センチくらい離す

 

近づけることで目の毛様体筋というピント調整の筋肉が疲れちゃうので、ピントが合いにくくなるからです。

 

スマホを見て、疲れたら、
2メートルくらい先の景色を見る。
(新緑の景色ならサイコー)
そこで
ピントを合わせる。
そして、また、スマホを見る
を、繰り返す。
近く、遠く、と目を動かして
目のストレッチをする。

 

 

手のひらで目をそっとあたためる
血流促進で、疲れがとれます。

 

 

そして、
中からもケア。漢方食材と漢方薬も。

樫出さん クコの実

枸杞の実
今、話題のゴジベリーのこと。
これは、飲む目薬とも言われるくらい
効果的。

 

ポリフェノールや抗酸化物質を多く含むため、アンチエイジング効果、
疲れや氣力低下、頭痛にも。

 

1日10粒を目安に、
そのまま食べても
炒め物やスープにお茶に入れてもおいしくいただけま~す。

 

樫出さん 菊の花

菊の花
目の調整機能をあげ、疲れをとります。
清涼作用があり、身体の熱をとる効果も。
だから
氣のめぐりを調整し、
冷静にしてくれる作用もありますよ。
「菊花(きくか)」とよばれ、漢方薬にも
使われます。
ふだんのお茶に使ってもカモミールのようで
美味しくホッとします。

 

 

 

目にうれしい枸杞の実と菊の花。両方入った漢方薬をご紹介します。

漢方薬は
これまた、枸杞の実と菊花の入った漢方薬を
ご紹介します。

 

「杞菊地黄丸(こぎくぢおうがん)」

 

「肝」の不調を整え、目に栄養を与えてくれます。目のつかれは、首や肩のこりにもつながりますが、そのコリにも効果的です。漢方的には「腎」の衰えも全体的なからだの不調ととらえます。この漢方薬は「腎」
の衰え、すなわちアンチエイジングにもよいですよ。

 

 

上手に
漢方食材や漢方薬をとりいれて
目の健康、守っていきましょう。

 

スマホに頼りすぎないことも大切かな、
と、思います。

 

知らなくてよいこともあるのかも
知れません。

 

想像力を、
感受性を、
実際に体験する楽しみを奪わない程度に
スマホと
付き合っていけたら、

 

豊かに、きっとなるでしょう。
こころもからだも。

 

 

 

 

注:漢方薬については

漢方専門の医師や漢方薬剤師

漢方アドバイザーなどにご相談・

カウンセリングの上お飲みください。

 

 

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