深町 公美子(ふかまち くみこ)
鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。
著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。
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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。
第1章 ツボ押しで元気!
まるで血液循環のような「経路」について
前回の「経絡」のことを知っておこう①で説明した「経絡」の中から、3回に分けてわかりやすいように局所をご紹介します。
まずは、1【肺経・大腸経】と2【胃経・脾経】です。
1【肺経・大腸経】
肺経は鎖骨の下から始まり腕の内側を流れて親指の爪の外側へ流れます。
大腸経は人差し指の爪の親指側から腕の後ろ外側を巡り肩から首を通って小鼻の横までいきます。そして胃経へ繫がります。
2【胃経・脾経】
胃経は眼の中央下から口横を通り首をまっすぐ降りて胸、あばらを垂直に降り恥骨のところで指3本分横にいきそこから脚を降りて足の人差し指の中指側へいきます。
脾経は足の親指の爪の外側から脾臓のあたり、お臍をぐるりと回りみぞおちから、一度肋骨の下の部分をたどって鎖骨までまっすぐあがり胸腹部へ下がります。そして心経へ繫がります。
〈注〉経絡の図はあくまでもおおまかな流れを描いたものです。また、ツボは左右にあります。
次回は、【心経・小腸経】と【膀胱経・腎経】についての解説です。
構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子
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