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怒りの気持ちを鎮めるツボ「労宮(ロウキュウ)」/深町公美子さんの「毎日のツボ」

深町 公美子(ふかまち くみこ)

深町 公美子(ふかまち くみこ)

鍼灸師・認定エステティシャン・アロマセラピスト。鍼灸(東京医療専門学校)、美容(SABFA)の学校を卒業後、A-ha(アハ)治療室開業。東洋医学にエステティックやアロマセラピーを取り入れた施術を行う。

著書に『体と心にきく毎日のツボ』(集英社 電子書籍 http://ebooks.shueisha.co.jp/detail.php?book=sg005883)、『冷え冷えガールのぽかぽかレシピ』(主婦の友社)などがある。

ホームページ http://www.ahacu.com

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自分でもできる養生として、人気の「ツボ」押し。鍼灸師、深町公美子さんによるシリーズです。

 

体と心にきく 毎日のツボ

 

 

第4章 これで安心して仕事ができる

第4章では、仕事や職場の様々な場面に応用できるツボを紹介します。

 

 

【アフターファイブのセルフケア】

 

 

暮らしの中のさまざまな場面で不満がたまって「怒り」に変わってしまうことがあります。

 

今回は、その「怒り」を早く鎮めて落ち着かせてくれるツボをご紹介します。

 

 

 

 

なんだか忙しそうで、最近彼がちっともかまってくれない。前はもっと会ってくれたのに、電話も全然くれない! そんな不満がいつの間にか「怒り」へと発展してしまうことがあります。順番待ちしているのに、あとから来た人が横入りしてしまった!! 不法駐車で通れない! などなど毎日の暮らしの中では「怒る」ことがたくさんあります。

 

東洋医学では、五情のうちの「怒り」は「肝」をやぶるといって、「肝」の働きを弱めたり強めたりしてしまうので、体にもよくありません。だから「怒り」を感じたら、できるだけ早く気分を変えて、落ち着くことが健康維持にも繫がります。

 

ここでは気持ちの入れ替えをスムーズに手助けをするツボ「労宮(ロウキュウ)」を紹介します。「労宮」は、中指を手のひら側に曲げて指先の当たるところにあります。そこを親指で10回ほど押すのを2〜3セット繰り返します。左右どちらでもかまいません。

 

 

 

 

気持ちの入れ替えをスムーズにし、早く「怒り」を落ち着かせます!

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「労宮(ロウキュウ)」

 

「労宮」は、中指を手のひら側に曲げたときに、指先が当たるところにあります。

 

そこを親指でジワーッと1 0 回ほど押すのを2〜3セット繰り返してみてください。左右どちらの手で行ってもかまいません。もちろん両手とも行っても大丈夫です。

 

 

 

 

 

次回は、「イライラ」を鎮めて落ち着かせるツボをご紹介します。

 

 

 

構成・編集/U T U . h i m u k a イラスト/丸山裕子

 

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