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意外!? いや、知れば納得。 いま、旬のデスティネーションは「カンボジア」です!

寺田直子

寺田直子

トラベルジャーナリスト。旅歴25年。訪れた国は80ヶ国ほど。女性誌、旅行サイト、新聞、週刊誌などで執筆。独自の視点とトレンドを考えた斬新な切り口には定評あり。日本の観光活性化にも尽力。山口県観光審議委員、青森県の観光戦略アドバイザーなどを務める。著書に「ホテルブランド物語」(角川書店)」、「泣くために旅に出よう」(実業之日本社)、「フランスの美しい村を歩く」(東海教育研究所)など。◆個人サイト 「ハッピー・トラベルデイズ

 

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年度末、何かと忙しい部長です。あっというまに春間近。そろそろ温かい場所へ逃避行したくなってきました。

 

前回は「旅上級者を目指すためにしたい4つのこと」をご紹介しましたが、そのテクニックをちょっとだけ実践してみましょうか。というわけで、今回は、最も旬な旅行先と話題のカンボジアをピックアップ。その人気の理由と旅のコツをご紹介しましょう。

 

 

日本人が一番行きたい場所ナンバーワン!

昨年末、世界最大旅行サイトのトリップアドバイザーが「日本人に人気の海外観光スポット2016」を発表。その栄えあるナンバーワンに輝いたのがカンボジア・シェムリアップにある「アンコールワット遺跡群」でした。「想像以上に大きく、素晴らしかったです」「歴史の深さを実感」「世界遺産の中でも群を抜いて良かったアンコールワット」といった賞賛のコメントが多数口コミに寄せられたと伝えています。

アンコールワット

絶景本やドキュメンタリーなどで見たこともあるアンコールワット。一度は訪れたい場所のひとつですが、ここに来て、本当に人気が急上昇しているのを実感します。ソウルや香港、シンガポールなど定番アジアはひととおり訪れたので、もうちょっとディープなアジアへ。そんなニーズもありそうです。

 

アンコールワットではお坊さんにお祈りをしてもらうことも。

アンコールワットではお坊さんにお祈りをしてもらうことも。

アンコールトム

アンコールトムの中央に位置するバイヨン寺院。

 

 

部長も昨年、原稿のしめきりをぶっちぎり、ふらりとひとり旅をしてきましたが、やはり何度訪れてもドラマチックに出迎えてくれる遺跡群は心震える体験です。観光客が増えた分、以前よりインフラも整いつつありおしゃれなお店が増えていて驚きました。

 

遺跡観光、美食、ホテルライフがリーズナブルすぎて感動!

カンボジアの大きな魅力が物価の安さ。「アジアはどこも物価、安いでしょ?」と思わないで。最近は経済成長も著しくバンコク、香港、シンガポールを筆頭にバリ島、プーケットなどリゾートも物価急上昇。そんな中でカンボジアは宿泊、食事、観光などあらゆるものがまだまだリーズナブル。さらにお酒の関税がほとんどないため関税400%などというタイやマレーシア、インドネシアと比較してワインやシャンパンなどが安いのが魅力。シェムリアップでぜひ、訪れたいのがキュイジーヌ ワット ダムナック 。「アジアのベストレストラン50」にランキングされたこともあるガストロノミー。

 

キュイジーヌワットダムナック1キュイジーヌワットダムナック2

 

現地クメールの食文化にインスパイアされつつフレンチのテクニックでニューウェイヴの料理を提案。5コースで27ドル、6コースで31ドル。この値段で世界トップクラスの味が楽しめるのがカンボジアの醍醐味です。

 

また、滞在中の足となるトゥクトゥクもシェムリアップ市内であれば2~5ドル程度。タクシー気分で利用。1日チャーターすれば広大なエリアに点在するアンコールワット遺跡群をホッピングすることも可能。目安はおよそ1日15ドル前後です。

 

トゥクトゥク

 

それでは、カンボジアへのフライト、ホテルはどうすれば?次のページで詳しくお伝えします!

首都プノンペンへの直行便就航で利便性アップ

2016年9月からANA が成田から1日1便、カンボジアの首都プノンペンへの直行便を開始しました。機内に日本人クルーがいる日系エアラインだけに安心感がありますし、初回でお話したマイレージ会員になっていればマイルも貯まります。所要時間は約7時間。これはシンガポールやバンコクとほぼ同じ。プノンペンはアジアの中でも経済開発が活発な都市。エクスパットと呼ばれる外国人駐在員も多く、おしゃれなレストラン、カフェなども多いので思っている以上に洗練されています。最近はデザイン系ホテルも多く、プノンペンで1泊してからシェムリアップに移動するのがおすすめ。

 

プノンペンで話題なのが街の中心に今年オープン予定のラグジュアリーホテル、ローズウッド・プノンペン。高層フロアからの眺望が感動的です。

ローズウッドプノンペン

 

逆にクラシックなホテルステイがお好みならばシンガポールのラッフルズホテルの姉妹ホテル、ラッフルズホテル・ル・ロイヤルも女性好みでステキです。ちなみにシェムリアップまでは国内線で約1時間と、これもお手軽です。

カンボジア国内線

カンボジアの国内線。

 

 

 

いつが行きどき?

シェムリアップのハイシーズンは乾季が11~4月、雨季が5~10月。雨季といってもシャワーのような雨が多く、終日降ることが少ないのであえてホテルも混まず、料金も安いこの時期を選ぶアジア通もいます。部長は昨年2月に訪問。天気はよかったですがとにかく暑いので日傘、帽子などは必携。お肌の日焼け対策もしっかりしてください。

ホテルはさすが世界トップクラスの観光地、バックパッカー向けのホステルから高級ホテルまで幅広くそろいます。部長はハイシーズンで高め設定の季節に行ったのですがエクスペディアをあれこれ検索していたら老舗ホテルのヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ がちょうどセール中でなんと65%オフの1泊8,515円に!税金を入れて3泊で3万525円というお得感ある料金で滞在。

 

ヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ1

 

ヴィクトリア・アンコール・リゾート&スパ2

 

 

エクスペディアでは随時、会員向けセールや当日限定オフなどをオンライン上で行うのでまめにチェックすること。個人旅行はちょっと、という方はツアーで行くのも、もちろんあり。その際はプノンペンまで直行便か経由便なのかチェックするのをお忘れなく。安い料金だけで選んだら経由便ということもありますよ。

 

また、個人旅行の場合、自分たちだけで遺跡観光などをするのはハードルが高いと思ったら日本語ガイド付きの現地ツアーがたくさんあるのでそれを利用しましょう。世界各国の現地ツアー検索・予約サイト、ベルトラは出発前に日本から予約できるので人気です。

 

さて、部長は今日も世界を股にかけて旅行中!好評の「今月の出張」は次のページで。

 

♪♪♪寺田部長、今月の出張!ロバニエミ(フィンランド)

ヘルシンキから北へ800キロちょっと。北極圏ラップランドのロバニエミに行ってきました。

 

ロバニエミ4

 

 

ロバニエミといえば「サンタクロース」と「オーロラ」の名所として有名ですが、今回はロバニエミで開催されたデザインウィーク視察が目的。ロバニエミ市と山口県山口市が「観光交流パートナーシップ協定」を結んだため、山口の若手アーティストたちも参加しました。

ロバニエミ1

あわせてロバニエミで注目のアート&デザインを取材。ラップランドの自然の彩りを取り込んだ手織りの作品を生み出すのはアンニカさん。

ロバニエミ2

 

スシヴィラというブランドでそれはすてきなショールやカーペットなどを発表しています。私も旅の思い出にショールをひとつ購入しました。

ロバニエミ3

 

 

印象的だったのはアンニカさんも含めヘルシンキなど都市を離れあえて北極圏のロバニエミという環境にひかれ暮らす人たちのライフスタイル。「自然に囲まれているだけで十分」。そう語る彼らのおだやかだけれど芯のある暮らしぶりがとてもうらやましく思えたのです。

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