過去、OurAgeでは「飛蚊症(ひぶんしょう)」「加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)」「眼瞼下 垂(がんけんかすい)」など、さまざまな目の不調を取り上げてきました。そしてそのたびに反響の大きさに驚かされました。
今回は気になる「目」について、大特集でお届けしています!
今と将来に備えてしっかりチェック!
40代、50代が知っておくべき
「目の病気」
今回は、知っておきたい目まわりの情報!Q&Aです。
大倉萬佐子さん Masako Okura
知っておきたい目まわりの情報!Q&A
コスメや目まわりの美容グッズは、使い方を間違えると大きなトラブルを招くことも。
正しい使い方を身につけて、安全にメイクを楽しみましょう。
Q1
アイシャドウを安全に使うには
どうしたらいいですか?
ブラシやチップなどは中性洗剤で小まめに洗い、雑菌が繁殖しないように取り扱うことが大切です。できれば使い捨てのブラシを使い、アイシャドウ本体もなるべく1年以内に買い替えましょう。
Q2
コンタクトレンズを愛用中。
最近、目の疲れが気になります。
コンタクトレンズやアイメイクは、考えている以上に目に負担をかけています。できれば週に1~2日、レンズをはずしてメガネにする、アイメイクはしないなど、目を休ませる「休眼日」を設けましょう。
Q3
まつ毛が少ないので、
まつ毛用美容液を使いたいのですが。
アレルギーの心配がある人は、使用前にパッチテストを行うとよいでしょう。間違った使い方が、かぶれやかゆみ、色素沈着や炎症につながるケースもあるので、用法・用量をしっかり守ってください。
Q4
アイメイクをする際の
注意点を教えてください。
インサイドにラインを入れない。マスカラはまつ毛の根元まで塗らない。ファンデーションを目元ぎりぎりまでつけない。フェイスパウダーが目に入らないようにする。これらのことに注意しましょう。
Q5
久しぶりにマスカラを使ったら、
まぶたが腫れてかゆみが!
マスカラはバクテリアが液に入りやすく、雑菌も繁殖しやすいアイテム。雑菌のついたマスカラが原因となり、目の充血やかゆみ、ものもらいなどを発症することも。3カ月以内に使いきるのが理想的です。
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知っておきたい!
"目にいい"アイテム
目と目まわりの健康のためには、アイメイクをしっかり落とし、アイクリームなどでケアすることが大切です。血流の改善や炎症の抑制、アンチエイジングなどに効果があるとされるオメガ3系の質のよいオイルは、ドライアイ対策にもおすすめ。目の疲労回復や抗酸化作用が期待できるサプリメントなどもよいでしょう。
イラスト/内藤しなこ 取材・原文/上田恵子 取材協力・資料提供&監修/大倉萬佐子