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食の秘策③/”ゆるく制限”で体内美人に

素敵女医の間でも、実践している人が多かった糖質制限。

食べる順番に気をつけている人や玄米へのこだわりがある人が多かったのも印象的。

そんな素敵女医たちの”食のルール”について聞きました!

 

素敵女医 糖質制限関連食べ物

 

ゆる糖質制限をしたことがある 87%

 

ほとんどの人が実践中と言っても過言ではない糖質制限。

病気治療のためにきちんと続けている人もいれば、

できる範囲でゆるくやっている人もいました。

また最近、糖質制限の進化形として注目されている

「ケトジェニックダイエット」は

通常1日に200~300gとっている炭水化物の量を制限して、

糖質の代わりに脂肪をエネルギーにして燃焼するダイエット。

質のいい牛の赤身肉と野菜をたっぷり食べる食事法で、

これを実践している人も。

 

糖質制限をすると肌の状態も整います

素敵女医 坪内先生

坪内利江子さん Rieko Tsubouchi

53歳・皮膚科・美容皮膚科 銀座スキンクリニック

 

「栄養組成のバランスを考えると、ご飯やパン、麺類など、

主食中心の食事は理想的ではありません。

急激な血糖値の変化が、すい臓に負担を与えるとの報告もあります。

また、私はアトピー肌なのですが、

主食や甘い菓子に傾いている時期は、

ガサガサ感やかゆみを感じやすい肌に。

意識的に糖質制限をするとそれがなくなり、

肌のきめも整います。

アトピーの患者さんたちに伺っても、私と同じ傾向にあるようです。

これはアトピーだけでなくニキビ肌の人も同様です。

経験上、脂質より糖質を制限していただくと、

症状が改善しやすいように思います」

 

 

食べる順番はベジファースト

 

野菜→肉などのタンパク質→炭水化物の順に食べる

素敵女医 田中先生

田中亜希子さん Akiko Tanaka
45歳・美容外科・美容皮膚科 あきこクリニック

 

「血糖値を急激に上げないためには、食べる順番が大切だと考えています。

私は、野菜→肉などのタンパク質→炭水化物の順に食べるようにしています。

そして基本的に食事は1日1食しかとりません。

午前中に糖質をとると、食欲スイッチがオンになり、

一日中食べ続けてしまうので、

夕食のみ摂取するようにしています。

ちなみに朝食は、酵素ドリンクのみです」

 

 

 

食べるなら玄米

 

玄米を1週間分ずつ、七分精米にしていただく

素敵女医 常喜先生

常喜眞理さん Mari Joki
51歳・内科・皮膚科・小児科 常喜医院

 

「玄米を1週間分ずつ、七分精米にして食べています。

胚芽の栄養も残っていて、白米同様の食感でおいしくいただけます。

そして野菜は、厚労省が推奨する350g摂取を指標に食べています。

おもに夕食時に、加熱調理したものと生の野菜を、

なるべく両方とるように心がけています。

あとは週に2~3回、朝食に納豆を。

大豆製品としては豆腐、味噌、枝豆などをよく食べます」

 

 

 

1日か数日で、食のつじつまを合わせる 64%

 

バランスのよいメニューを心がけていても、

社会人ともなれば会食があったり、

忙しくてちゃんとした食事がとれなかったりすることがよくあります。

それは女医の皆さんも同様。

パンなどで昼食をすませてしまったときは

野菜とタンパク質たっぷりの夕食にする、

食べすぎた翌日の朝食は食べないなど、

1日もしくは数日単位で

食のつじつまを合わせている人が多く見られました。

 

キャベツ、豆腐、納豆で増えた体重をリセット!

素敵女医 有川先生

有川順子さん Junko Arikawa
47歳・皮膚科 有川スキンクリニック

 

「若いときと同じ食べ方をしていては太るばかり。

私はお酒が好きなので、その分のカロリーを考慮し、

朝・昼をしっかり、夜は軽く食べることが多いです。

体重が増えたと感じたら、夜のみキャベツ、豆腐、納豆だけのメニューを

1週間続けてリセットしています」

 

 

肉を食べすぎたときは数日間野菜のみの食事に

素敵女医 岩本先生

岩本麻奈さん Mana Iwamoto
49歳・皮膚科 銀座TSUBAKIクリニック顧問

 

「1日単位ではストイックすぎるので、

2~3日でつじつまが合うように食べています。

例えば肉を食べすぎたなと感じたら、数日間野菜のみにするとか。

また、1日3食にはこだわりません。

会食も多いですが、外食の際は何でもおいしくいただきます」

 

 

 

素敵女医の”食のルール”、次回は糖質制限についてのルールをさらに掘り下げてご紹介します。

 

撮影・フードアート/大垣友紀惠

取材・原文/上田恵子

 

 

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