美容皮膚科、産婦人科、歯科、眼科など62人の女性医師の方々に、「食のこだわり」を聞きました。
「ゆる糖質制限をしたことがある」と答えた人は87%、「抗酸化を意識して食べている」が82%と続きますが、80%の素敵女医たちが意識していたのが「腸内環境を整えることを意識して食べている」ということでした。
さて、具体的にどのようなことを意識しているのでしょう?
腸内環境を整えることを意識して食べている 80%
糖質制限と同じくらい、実践している人の多かったのが
腸内環境を整える食事。
ヨーグルト、チーズ、納豆、味噌、漬け物などの発酵食品で、
乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖などを
日常的に摂取している人が目立ちました。
目新しいところではプラズマ乳酸菌飲料にも注目が。
また「チアシード、全粒粉や玄米などは、
意識せずとも日々の食事の中で恒常的に摂取しています」
(宮地百子先生・46歳・皮膚科・山王メディカルクリニック)という人も。
古式醸造の味噌で腸内環境を整える
丹羽祐子さん Yuko Niwa
53歳・歯科
橋本歯科医院
「腸のために愛用しているのが、
3年かけてつくられた古式醸造の味噌です。
冬は特に味噌汁はもちろん、
野菜をたっぷり入れた鍋を作り、
成分がしみ出たスープごと飲むようにしています。
寒い時期には喉の奥を温かなつゆで温め、
免疫力の強化もしています」
善玉菌を増やす乳製品と水溶性食物繊維をとって
谷 祐子さん Yuko Tani
47歳・形成外科・皮膚科
広尾プライム皮膚科
「腸内環境を整えるため、
善玉菌を増やす乳製品(ヨーグルト、チーズ)は
ほぼ毎日とっています。
また、水溶性食物繊維(バナナ、しいたけなどのきのこ類、
わかめやこんぶなどの海藻類)もできるだけ積極的に。
料理に使うのは抗酸化を意識したオリーブオイルです」
プラズマ乳酸菌飲料を夕食後に飲んでいます
島本博子さん Hiroko Shimamoto
46歳・麻酔科
TOKYO産科麻酔チーム
「腸内環境についてはつねに意識しています。
夕食後に必ず、乳酸菌飲料を飲むことを習慣にしています。
最近は、免疫の根本を強くするといわれるプラズマ乳酸菌が入った
『小岩井プラズマ乳酸菌のむヨーグルト』を
積極的に飲んでいます」
乳酸菌、ビフィズス菌、オリゴ糖ほかで腸内環境改善
阿部圭子さん Keiko Abe
53歳・美容皮膚科
青山研美会クリニック
「栄養の消化吸収は、腸内環境が整っていないとできません。
腸内環境の悪化は、栄養不足だけではなく、
各種アレルギー症状の原因にもなります。
私が腸内環境改善のために実践しているのは次の3つ。
①ヨーグルトや発酵食品で、乳酸菌、ビフィズス菌を摂取する。
②善玉腸内細菌の栄養になるオリゴ糖を摂取する。
ただしオリゴ糖製品ではなく、バナナ、アスパラガス、
玉ねぎなどの食材から。
カルシウムなどのミネラル吸収を促進する効果も。
③消化酵素を多く含み、消化吸収を助ける食材をとる。
キャベツ、大根、アボカド、キウイ、パイナップルなど」
撮影・フードアート/大垣友紀惠
取材・原文/上田恵子