皆様、あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
忙しくて料理する時間があまりないとき、お腹がすいたけど何をつくるかパッと思いつかないとき、よく作るもののひとつに、豆腐ステーキがあります。
本当に忙しいときは、ペーパータオルにくるんで重しをしてしっかり水気をとった豆腐に軽く塩こしょうし、片栗粉を全体にまぶして、オイルをしいたフライパンで焼いて、お醤油をかけるだけ。生姜のすりおろしを加えることもあります。オイルにバターを加えると、さらにコクがでます。
豆腐はタンパク質、女性ホルモンに似た働きをすると言われているイソフラボン、脂肪代謝機能を高めるレシチンなど、とりたい栄養素をまとめてとれる便利な食材のひとつ。買えるときに2~3個まとめ買いしています。
もうちょっと時間がある際は、トッピングで変化をつけるのも楽しいですよ!今までやってみて、味もビジュアルも特に気に入った3種類のトッピングをご紹介しますね。
豆腐ステーキ、生姜の甘辛煮と白ごまと青海苔
生姜はファーマーズマーケットで新生姜を見かけた時に買ってきて、千切りにして醤油とお酒、砂糖で甘辛く煮ておきました。きれいに消毒した瓶に入れておけば結構もちますし、使いたい時に取り出すだけなので、生姜をおろすより楽!
その生姜の甘辛煮を焼いた豆腐ステーキの上にのせ、上に白ごまをふり、生姜をおいていないスペースに青海苔をかけただけです。生姜の甘辛煮さえ用意してあったら、とっても簡単!それでいて、おもてなしにも使えそうなおしゃれな見た目!豆腐は木綿豆腐で、焼く時はベジタブルオイルを使いました。
豆腐ステーキ、アボカドディップのせ
こちらは少し高さがある長方形に切った木綿豆腐です。軽く塩・こしょうした後、七味唐辛子(一味唐辛子でもいいですよ)を少し加えた片栗粉を全体にまぶし、オリーブオイルをしいたフライパンで全体的にこんがりするように焼きました。その間、熟れたアボカドをマッシュして、レモン汁とオリーブオイルを少しずつ混ぜておきます。
焼けた豆腐ステーキをお皿に並べ、アボカドディップをこんもりとのせ、その上に七味唐辛子をぱらぱらっとふりかけました。アボカドのきれいな緑で、おしゃれなアペタイザーとしても使えるルックスが完成!アボカドの色が変わらないうちに、早めに召し上がってくださいね。
豆腐ステーキ、トマトと塩昆布
こちらも簡単で見栄えのする豆腐ステーキです。
軽く塩こしょうした後、片栗粉を全体にまぶし、ごま油で両面をこんがり焼きます。その間、トマトを小さな角切りに切ってボウルに入れ、塩昆布を加えて混ぜておきます。
豆腐ステーキを皿におき、上にトマトと塩昆布のミックスをのせるだけ!おいしくつくるコツは、焼く際にごま油を使うこと、そして塩昆布をやや多めにすることです。豆腐のたんぱく質だけでなく、トマトのビタミンCと昆布のミネラルや鉄もとれることもうれしい一品です。