椅子を使ったスクワットも、正しい姿勢で行うのはけっこうハード。スクワット苦手なミーナ、レベルアップ版に挑戦するのは、かなり先になりそう。でも、いつまでも自分の足で元気に歩いていられるよう、スクワットがんばります。
「筋肉枯れ」予防に効果テキメン!
「スクワット」を覚えて、「プチ筋活」スタート!
筋力低下を防ぐのに、「歩く」以上に高い効果が得られるのは、負荷をかけて脚力を鍛えるスクワット。太もも前部にある大腿四頭筋やお尻の大殿筋など大きな筋肉を鍛える、キング・オブ・筋トレです!
太ももの後ろ側や背中の筋肉も鍛えられ、足腰を総合的に強くする運動ですが、自己流のフォームでは効果がないばかりか、関節を痛めることになりかねないので、心して覚えたいものです。最初は毎日続けられる回数で十分。徐々に回数を増やしたり、レベルアップしていきましょう。
2回に分けて基本のスクワットからレベルアップしたスクワットまでを中村格子先生がレクチャー。
今回は、レベルアップしたスクワットの方法などをご紹介します。
中村格子さん Kakuko Nakamura
profile
1966年生まれ。整形外科医、医学博士。
「Dr. KAKUKO スポーツクリニック」院長。
横浜市立大学整形外科客員教授。
2014年、スタジオを備えた整形外科クリニックを代官山にオープン。
健康で美しい人生の大切さを伝え、数多くの著書の出版や講演、
メディア出演と幅広く活動中。
これが王道!!
椅子をなくすだけでベーシックなスクワットに♪
椅子を使ってフォームを確認できたら、今度は空気椅子を。
椅子があるつもりで、右のスクワットと同じように、
立つ→座るを繰り返します。
上半身を立てていられず、前に倒れてしまいがちなので、
姿勢を鏡に映してみるか、人にチェックしてもらうのが理想的。
●正しいフォームのポイント3 つ●
■よくあるNG集■
もっと筋力アップしたい人は、次ページへ。レベルアップしたスクワットにチャレンジして!
Level up!
「バーベルもどきスクワット」
もともとスクワットは、バーベルを上げるための筋トレ。
肩に50㎏のバーベルを担いだイメージでやると、
意外に正しいフォームに。
モップなど身近にあるものをバーベルに見立てて。
掃除の途中で筋トレ!
Level up!
「ダンベル追加スクワット」
こちらは重量の負荷をかけてレベルアップ!
ダンベルの代わりに、500㎖のペットボトルを
両手に持ってスクワットします。
1㎏のウエイトも、肩より高い位置で持てばかなりの負荷に。
ダンベルの代わりに
トップス¥11,000(本体価格+染め代)・フレアパンツ¥8,900・ヘアバンド¥1,900/チャコット
撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/木下 優(ロッセット) 構成・原文/蓮見則子