太っている、体力がない、運動が嫌いetc.
どんな人も救ってみせます!
悩み別「筋活」カウンセリングルーム
運動の大切さはもちろん知っているけれど、続かない、何をすべきかわからない…。
ここでは、そんな悩みを訴える6人のために、特別カウンセリングルームを開設!
その場で「体が変わった!」の声が続出していた清水忍さんのアドバイス、あなたもぜひ参考に。
今回は、【悩み3】腰や股関節の痛みで運動をストップしたら筋力低下してしまった、という人へのアドバイスです。
アドバイスしていただいたのは
清水 忍さん Shinobu Shimizu
profile
1967年生まれ。インストラクションズ代表。
2015年にオープンしたジム「IPF」ヘッドトレーナー。
プロ野球選手のトレーナー、大学のバレーボールチームの
コンディショニングコーチを務めるほか、
健保組合のセミナー講師や、
スポーツトレーナ養成学校非常勤講師としても活動中
【悩み3】股関節痛で運動をやめたら筋力低下が否めません( T_T)
ADVICE 3
「筋肉を緩めるストレッチと、体をスムーズに動かすことから始めよう」
草深理恵さん
(1961年生まれ・宿泊施設経営)
身長 …… 161.5cm
体重 …… 47.5kg
体脂肪率 …… 21%
「数年前からヨガやピラティス、バレエなどを続けていたのですが、1年近く前に、腰や股関節が痛くなって運動をストップ。整形外科の先生には問題がないと診断されたのに、痛みが消えず、徐々に体力・筋力も衰えてきているのを感じて心配に。今できる運動を教えてください!」
バランスディスクに乗って、草深さんの体のバランスをチェック。グラグラしてしまうのは、以前痛めた腰をかばって不必要に筋肉を固めてしまい、うまく体が使えていないせいだと診断
「20代で腰の骨折やぎっくり腰を経験した草深さん。その痛みの記憶から無意識に腰をかばっているのでしょう。左股関節まわりがワイヤーのように硬くこっていて、それが痛みの根源になっている様子。それで姿勢や体の使い方もバランスがとれなくなっています。
でも、整形外科的に問題がないのであれば大丈夫! もともと柔軟性もあるし腹筋も弱くない。必ずよくなりますし、運動もなんでもできるようになります。筋肉を緩めて痛みを取り除くストレッチをお教えするので、バランス感を取り戻す運動と一緒に続けてみてくださいね」(清水さん)
[内股ストレッチ]
左の股関節を取り囲む筋肉群がカチカチに固まっている草深さん。ここが緩まないと、何をするのにも力が発揮できません。毎日このポーズをとるだけで楽になるとのこと!
[片脚立ちひねりタッチ]
腰をかばう、これまでの動きの癖を修正して、動作の連動性を高めるために清水さんが提案したのがこれ。ペットボトルを2本床に置き、片手でタッチする練習です!
パーソナルトレーニングジム「IPF」
DATA
東京都世田谷区野沢4-21-15-1F
TEL:03-6753-6077 営業時間 10:00~22:00
不定休 完全予約制
http://www.s-s-instructions.com
次回は、【悩み4】痩せたいけれど、どんな運動をすればよいかわからない、という人へのアドバイスです。
撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/渡辺みゆき モデル/中島裕美子〈エクササイズ〉 指導&監修/清水 忍(INSTRUCTIONS) 構成・原文/蓮見則子