やせ効果が高いと注目される「オメガ3系」の油とは、どのようなものなのでしょうか?
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
食べ方編
22 オメガ3を含む油を1日に小さじ1杯はとる
油の中でやせ効果が高いのが、青魚や亜麻仁油などに多いオメガ3系脂肪酸。
「オメガ3系脂肪酸には、中性脂肪を減らしたり、脂質異常症や高血圧を防ぐ効果があり、内臓脂肪太りの改善にも効果的。オメガ3系脂肪酸を含む油を、加熱せずに1日に小さじ1杯とりましょう」
23 おやつは我慢せず、食べるほうが太りにくい
食べないものを決めるダイエットより、食べるものを決めるダイエットのほうがダイエットに成功しやすいという研究報告があるそう。
「おやつも我慢せず、食べてよい“やせフード”を決めてとるほうが太りにくいのです。血糖値が上がりにくいナッツや、タンパク質もとれるチーズがおすすめ。チーズは1日に約60g、ナッツは1日約25gを目安にとりましょう」
24 買い物に行く前に1杯の豆乳を飲む
空腹な状態で買い物に行くと、目についたものを全部買ってしまうので食べすぎにつながります。
「これを防ぐため、買い物前にコップ1杯の豆乳を飲みましょう。豆乳の大豆タンパク質が満腹中枢を刺激するので、無意識のうちに食べ物を買いすぎてしまうのを防げます」
次回は、やせる食べグセ45の法則!【食べ方編】25〜26をご紹介します。
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂