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【女医のダイエット】皮膚科医・慶田朋子先生(49)の「育筋」「生活習慣病予防」「カロリー」を考えた食事拝見

忙しい女医たちはどのようにダイエットをしているのでしょうか。食生活で気を付けていることを教えてもらいました。また、食事はほぼ手作りという皮膚科医の慶田朋子先生の、考えつくされたメニュー構成もご紹介します。

女医にダイエットアンケート

「体重コントロールを司るのは食生活と言っても過言ではない」

素敵女医たちはいつ、何を、どんなふうに食べているのでしょうか。アンケートによると、積極的に食べるものとして「野菜やタンパク質」という回答が特に目立つ中、「発酵食品の多い和食中心にして腸内環境を良好に保つ」といった、「腸」にフォーカスした答えも多数見受けられました。

 

逆に、避けている食べ物は、「お菓子」「塩分過多なもの」「糖質」「油物や揚げ物」「加工肉」など。その他、「ベジファースト」「ひと口30回嚙む」「外食を減らす」という回答も。ここでは、「『脂肪は財産』と考え、意識してしっかり食べ、食べ方を調整しています」という銀座ケイスキンクリニック・慶田朋子先生の食生活に注目しました。

イラスト

 

慶田朋子先生、食生活で気をつけていることは?

 

食事は基本的に自炊。カロリーと栄養素を想定しつつ3食しっかり

「料理好きで、肌と体にいいものを作ると、たくさん食べても自然にカロリーを抑えられます」と言う慶田朋子先生。「外食は週1回ほどで基本的に自炊。人工甘味料は非常に強い依存性があり、甘いものへの欲求や糖尿病のリスクも高まるという報告があり、意識的に避けています。

 

また、体質的にお酒が一滴も飲めないのは体型維持に有効。多量飲酒していると50代から太りやすくなっている女性も多いよう。お酒を飲まないので料理は薄味です。野菜は何もかけないか、だしで軽く味つけする程度。野菜でお腹をいっぱいにしたあと、豆、魚、肉、乳製品などバランスよくタンパク質をとっています」

 

調理オイル

「調理オイルは有機栽培エキストラバージンオリーブオイルを中心に、体にいいものを。脂質はホルモンや細胞膜、神経のミエリン鞘、細胞間脂質などの材料なので制限は禁忌」

 

慶田朋子先生の食生活

朝食

「朝食は推定600~800kcal。ねぎ・大根・えのきの味噌汁、にんじんとスナップエンドウのあえ物、小松菜と黒にんにくのおひたし、納豆卵、麦飯と減塩梅干し、小えび冷奴、ヨーグルトなど多品目。味噌汁が具だくさんなので、食欲がなければこれだけでも」

 

バランス弁当

「焼き鮭ほぐし、きくらげのごま油炒め、オクラ、にんじんナムルがたっぷりのバランス弁当でランチ。推定400kcal。ご飯は下に薄く2㎝ほど。減塩塩昆布とごま、小松菜を仕込んであり、実は五色弁当。プチトマトとぶどうがデザート」

 

プロテインバナナマフィン

「スイーツでも育筋できる、プロテインバナナマフィン。推定カロリー180kcal。ホットケーキミックスにプロテインパウダーとバナナ、カシューナッツ、溶かしバターを加え焼くだけ」

 

和牛の赤ワイン煮込み

「塊肉を塩麹で2時間以上漬け込んだ和牛の赤ワイン煮込みで育筋」

 

アボカドと砕いたアーモンドを混ぜたパクチーサラダ

「アボカドと砕いたアーモンドを混ぜたパクチーサラダでデトックス」

 

干し貝柱、きくらげ、クコの実の薬膳スープ

「干し貝柱、きくらげ、クコの実の薬膳スープは生活習慣病予防に。夕食は推定約600~700kcal」

 

 

慶田朋子さん

慶田朋子さん
Tomoko Keida

49歳 美容皮膚科
銀座ケイスキンクリニック

 

慶田先生紹介ページ

 

 

撮影/慶田朋子 イラスト/ミック・イタヤ 取材・原文/通山奈津子

 

 

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