【教えていただいた方】
ルネ・ヴァン・ダール研究所に所属。天文心理学やホロスコープ・カウンセリングを習得。雑誌「non-no」など、さまざまな媒体にて西洋占星術の原稿を執筆。
心の「もやもや・イライラ」に効く開運アクション
幸運体質に近づける「アルケミイ体操」を!
心が落ち着かないときにおすすめの開運アクションは、今から40年以上前に故ルネ・ヴァン・ダール・ワタナベ先生が編み出した「アルケミイ体操」。
ヨガや呼吸法の要素を取り入れた、健康状態を改善することで幸運体質に近づける体操です。その基本ポーズを行うだけでも、メンタルが整う効果があります。
プロセスは、とても簡単!
1 手は、頭の後ろで組み、大きく左右に開きます。ひじが体の前に出ないようにするのがポイント。
2 足は、肩幅より20~30cm程度広く開き、つま先で立ちます。できるだけ足の接地面は少なく、筋肉がピンと張るように。
3 腹筋を引き締め、胸を張ったら真っすぐ正面を向き、ゆっくり深い呼吸をします。まずは1分を目標に、この状態をキープしましょう。
ポーズをとり、深い呼吸を繰り返すことで、心が落ち着いてくるはず。
毎日繰り返し行うと、雑然とした気持ちが整理されてきますよ。
NGアクションは暴飲暴食
一方、もやもや・イライラを感じたときに、最も避けたいNGアクションは、暴飲暴食。
ストレス解消のために、食べたり飲んだりしたくなることはあると思いますが、それは逆効果。暴飲暴食することで、自己嫌悪に陥り、余計にネガティブな感情が加速してしまいかねません。
腹八分目を意識して、好きな音楽やスポーツなど、別の何かに気持ちを向けるように心がけましょう。
4エレメント別
さらに詳しい開運アクションは?
もっと詳しく、12星座を「火」「地」「風」「水」のグループに分類した4エレメント別・開運アクションもご紹介。
各エレメントの特徴を踏まえた行動で、さらに運気アップを目指しましょう!
「火」のエレメント
牡羊座、獅子座、射手座は、「朝日を浴びる」
「火」のエレメントの人は、熱や光との親和性が高いため、それらの力を味方につけやすいのが特徴です。
特に、太陽の光に当たると、心にエネルギーが湧いてくるのを実感できるはず。早起きして、すぐに朝日を浴びるのは最高の開運アクション。習慣にして、規則正しい生活を送るようにするといいですね。そのほか、サウナに入ってじっくり温まるのも◎。
「地」のエレメント
牡牛座、乙女座、山羊座は、「花を育てる」
大地の力を宿す「地」のエレメントの人は、植物と相性抜群。いちばんいいのは、花壇やプランターなどで花を育てることですが、買ってきた花を飾るだけでもエネルギーをもらえます。
花のお世話をしているうちに、自分以外のものに対しても優しくなれ、心が穏やかに。また、五感も優れているので、手触りのいいブランケットなどを触って癒されるのもおすすめです。
「風」のエレメント
双子座、天秤座、水瓶座は、「旅に出る」
「風」のエレメントの人には、風のように動き続けることでリフレッシュできる性質が。反対に、動きが止まったりマンネリ化したりすると、運気が停滞するように感じられるかも。
自分で風を吹かせるつもりで、新しい行動や挑戦をしていきましょう。ベストは、旅に出ること。初めてのお店に行く、いつもと違う道を通るなど、ちょっとした非日常を味わうのも効果的です。
「水」のエレメント
蟹座、蠍座、魚座は、「推し活をする」
愛情深い、「水」のエレメントの人たち。自分以外の何かにすべてを捧げることを惜しまず、それが自分自身の生きがいにもなるタイプです。
おすすめの開運アクションは、推し活。アイドルやキャラクターなどに思い切り愛情を注いで。映画やコンサートに行くほか、写真を見てうっとりするだけでもOK。好きなものに集中するのが、何よりの気分転換になるでしょう。
9/8~9/28はどんな時期?
細かいことを気にしすぎてしまう傾向に注意!
太陽は乙女座を移動、コミュニケーションを司る水星も乙女座に滞在しています。
乙女座は、ナイーブでデリケートな星座。細やかな気遣いができたり、人の気持ちに寄り添えたりするのが長所ですが、ここに星がある時期は、その性質のマイナス面が出てきて、細かいことを気にしすぎてしまう傾向があります。
特にこの時期は、太陽と、拡大を表す木星、縮小を表す土星が不調和の角度をとるので、乙女座の弱点が目立ちがち。
またこの時期は、太陽と、イマジネーションを司る海王星が向かい合う形をとり、緊張状態に。理由もないのに心がざわついたり、得体の知れないものに不安を感じたりする人が多くなる時期といえるでしょう。
もやもやもイライラも、その奥底にあるのは満たされない寂しさや悲しさ。この時期は、乙女座の持つ繊細さが強調されているのだと考えると、心が少し軽くなるかもしれません。
写真/Shutterstock イラスト/内藤しなこ 取材・文/藤本幸授美