前回の「1ミリUPメイク術」、シャドーを入れることによって、顔がアップして見える方法をお伝えした第1回が、おかげさまで大好評! やはりOurAge世代の美容の最大関心事は「たるみ」。皆さま何とかしたいですよね。
それにお答えするのが「1ミリUPメイク術」。結果出しますから!
それでは、メイク術の続きをご説明しますね。
1回目はシャドーイングでした。
2回目の今回はアイラインの入れ方です。
今までアイラインは入れた事が無いと言う方もこれを機にトライする事をお勧めします。
全ての人は年齢とともに眼瞼が下垂してきます。特に閉経後はそれが進みます(前回お話ししたように骨密度の低下による頭蓋骨自体の縮小、肌の衰え、筋肉の衰えが主な要因)。さらに老化が進むと若い頃は目がパッチリしていた人も糸のような目元に変わってビックリする事がありますが、主な原因は眼瞼下垂です。これは瞼の皮を切ったり、眉の下の皮を切ったりする手術によって、下垂を軽減することが出来ますし、医師が「眼瞼下垂」と認めれば、この手術は保険が適用されます。でも瞼は上から下までの皮膚の厚みにかなりの違いがあり途中の皮膚をカットして上下をつなぎ合わせる場合、切開法で二重の手術をしたような不自然な目になる事があるので医師の技術力が大切な手術です。また眉下切開の眼瞼下垂手術も保険適用になる場合もあります。こちらはより自然な結果ですが、眉下の傷跡が目立たない様に丁寧な手術を行うことが重要です。また大きくは持ち上げられないので、重度な眼瞼下垂には向かないようです。
この様にある程度の年齢になると「心の窓」と呼ばれる目のパワーは徐々に衰えてきます。手術の必要な眼瞼下垂が起こっているかどうかは別として、あなたのお顔がどんどんボヤけてきます。ここはアイラインを活用して「私の心の窓はここにあり!」というメッセージを示していくことが熟年メイクのポイントです。
1回目のシャドーイングの回でお顔に立体感を出しました。
次にビューラーでまつ毛をアップさせます。(垂れているものは全てUPさせないと・・・)
そして目の中央の一番高い所Aから、まず目頭のBに向かって、アイラインをひきます。色はダークブラウンか黒、お好みで。
そして今度はAからCへ。目に沿ってではなく、Aから位置があまり下がらないCに向かってラインを引く。この時Cと目には隙間が出来ています。
下の写真でおわかりになりますか? 向かって左はは1ミリUPのアイラインを入れ、上がって見えますね。向かって右の目は自分の目のライン通りにアイラインを引きました。右はますます垂れて見えることに!
さて、アイラインの入れ方を覚えたら、出来ればここでつけまつげにも挑戦してみてほしいです。
これからの人生を女性として、少しでも華やかにする心掛けは大事です。
というわけで写真のつけまつげはディスカウントストアのドンキホーテで購入したごく一般的なもの。
それを写真のように目尻1/3 をカットして、Aのちょっとだけ目頭よりからアイラインに沿って付けていきます。上級編としてはカットした1/3 をつけまつげの目尻よりに重ね合わせて付ける!目尻のまつ毛がより印象強くなることで、UPがより強調されます。後はダークブラウンのアイシャドやリキッドアイライナーで隙間の部分をダークに埋めていきます。
次の写真で目の左右差をご確認ください。
アイラインにつけまつげも加わって、明らかに向かって左が上がって見えます。
アイブロウはその後にこの目に合わせて描いていきます。スタートとエンドの位置の関係性をチェックしてみてください。決してエンドの位置がスタート位置よりも低くならないように。同じか、ちょっとエンドが高い位が理想です。
アイブローはライトの関係で向かって左が薄く写ってしまいましたが、スタートとエンドを見て下さいませ。向かって右もつけまつ毛も利用してUP度をアップ⤴️⤴️⤴️
うまく説明できましたか? まずはできるところからトライしてみてくださいませ。段々自分のものになっていきますよ〜。楽しみですね!