こんにちは。花王PRの川上です。
髪にボリュームがない、ハリ・コシがない、ツヤがない、うねりが出てきた……。大人になると、今までのようにヘアスタイルが決まらなくなり、髪の悩みが急に増えてきて気分が落ち込みますよね。それ、実は髪のエイジングが原因かもしれません。
その原因は何でしょう。今日は大人の髪の悩みについて、花王ヘアケア研究所の研究員が解説します。
(写真右)花王 ヘアケア研究所 吉川隼史(よしかわ はやと)さん
ヘアケア商品の研究、開発などを行う、髪を知り尽くしたスペシャリスト。
◆健康な髪は、「内部脂質」が命
加齢により髪がぺたんこになったり、うねったりと変化してしまうのは、なぜだかご存知ですか? それは髪の「内部脂質」が減り、「髪密度」がスカスカになってしまうから。では内部脂質とは、一体何なのでしょうか。
「毛髪は、みなさんもよくご存じの、外側にある『キューティクル』のほか、内側にある『コルテックス』、中心部の『メデュラ』という3層構造でできています。
健康な髪は、コルテックスの細胞の間に『内部脂質』がたっぷり蓄えられている『髪密度』が高い状態です。内部脂質の役割は、髪の弾力やしなやかさを生み出すこと。加齢に伴い感じられる髪の変化は、この内部脂質が減って空洞化した状態になってしまうことが原因の一つなのです」(吉川さん)
下の写真は、左が脂質が多く、バランスが整った健康な髪。右が脂質が少なく、バランスが崩れた髪の断面写真。脂質が少ない髪は、確かに髪密度が低いのがわかります。
「髪の内部脂質は、ドライヤーの熱や紫外線、ヘアカラーなどの外部刺激により髪から失われていきますが、加齢とともに髪が生えてくる時点で、脂質の少ない髪密度の低い毛髪が増えてくるのです。下のグラフを見ていただくとわかるように、年齢とともに脂質の少ない髪が占める割合が増えていきます。40代では髪の約15%、60代になると約40%が脂質の少ないスカスカの髪ということになります」(吉川さん)
◆エイジングヘアは「表面」ではなく「内側」をケア!
髪の毛が生えてくる時点で空洞化した状態なんて! どうりでパサついたり、うねったりするのですね。
「花王は1980年から毛髪の研究を続け、2000年からは髪の内部脂質に注目してきました。健康な髪に導くためには、髪の内側が重要です。コルテックス内の細胞間脂質を補うことで髪本来の美しさが引き出されます。
エイジングケアシャンプーのセグレタは、これまでも内部脂質に着目してきました。減ってしまった髪の内部脂質は、自然に増えることはありません。私たちは、皆さまの日々のシャンプーやコンディショナーで、その空洞を埋められるように、セラミドS(*1)という花王独自成分をセグレタに配合。髪を内側から補修する処方になっております。使うたび、ハリ・コシを感じていただけると思います」(吉川さん)
今までは、うるおいを与えようと髪の表面を一生懸命ケアしていた人も多いのでは。髪の健康は髪の内部から。日々のシャンプー&コンディショナーで、ハリ・コシのある、弾むようなつややかな髪を目指しましょう。
この秋、リニューアルしたエイジングヘアのための「セグレタシャンプー&コンディショナー」。年齢やダメージとともに失われる髪の内部脂質を補います。
セグレタ シャンプー/コンディショナー
ポンプ 430ml つめかえ 340ml
髪内部にセラミドS(*1)が浸透・補修。内部脂質の働きを補い、ハリを与えます。シャンプーはノンシリコーン処方、コンディショナーは髪の根元からつけてふんわり仕上がる独自処方です。気分華やぐアロマティックローズの香り。
*1 ビスメトキシプロピルアミドイソドコサン(補修)
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撮影/山田英博 取材・文/島田ゆかり 撮影協力/UTUWA