ヘアメイクさんといえば、1日中立っていることの多いお仕事で、ハードなのに、山本浩未さんは、いつもおしゃれ。お仕事中に、ヒール靴を履いているのもよく見かけます。
ということで、浩未さんが靴を選ぶ時の優先事項を聞きに行ってきました!
全身のバランスがよく見える
ことを最優先したうえで、
履き心地を重視します
素足にシルバーのウェッジソールのサンダルを履き、ザラの白いニットのタイトスカートとサカイの黒のシャツを合わせ、すっきりとした着こなしを
披露してくれた山本さん。
「今年の流行りの縦長ラインのコーディネート。
上にボリュームのあるシャツを合わせることで、下半身がほっそり見えるようにしています。
このサンダルは去年買った、バーニーズ ニューヨークのオリジナル。ウェッジソールなので足が疲れないから本当に楽なんです(笑)。
脚を長く見せたいのでヒールがある靴ってありがたいんですよね。そうするとウェッジソールがすごく便利。
この靴はソールがジュートになっていて柔らかいので、足当たりもいいんです。
服を選ばないシルバーもポイントですね。どんな服にも似合うし、おしゃれに見せてくれます。
私は腕があまり長くないので、今日は靴に合わせてセリーヌのシルバーのバングルをつけて、手足が細長く見えるようにしました」

足に負担をかけずに全身がきれいに見える靴をセレクト。
[右から] セリーヌのサンダル、今回着用したバーニーズ ニューヨークのサンダル、ランバンのバレエシューズ、ザラのシルバーのレースアップシューズ。「セリーヌのサンダルはヒールの高さがある程度あるのにウェッジソールなので歩きやすいんです。それに甲を覆う部分が広く足首をホールドしてくれて、足の疲れを軽減してくれるし、着脱する部分が面ファスナーなので足当たりもソフト。足がすっきり見えるし、今っぽくていいな、と思っています。バレエシューズは体型的にあまり似合わないし、意外と足が疲れやすいものが多いんですが、このランバンのものはクッションが効いていて疲れないんですよね。だからちょっと高かったけど、思いきって買っちゃいました(笑)。ザラのレースアップシューズはどんな服にも合うし、本当に楽でガンガン歩けるんです。雨の日でもOKだし、これを履いているだけで全体がおしゃれなコーディネートに見えるので、非常に重宝している靴です」
山本さんの靴選びのポイントは、今っぽくて、おしゃれに見えて、履いたときに全身のバランスがよく見えること。
「でも足に合わないと結局履かなくなってしまうので、買う前にいろいろな人の話を聞くようにしています。
例えばお店の人が履いていたら、『どうですか?』と、意見を聞いたり…。
全身のバランスがよく見えることを最優先したうえで、なるべく履き心地のいいものを選ぶようにしています」
■山本浩未さん■
1964年生まれ。ヘア&メイクアップアーティ
スト。ナチュラルで、その人本来の美しさを
引き出すメイクでMyAge世代から絶大な支
持を得る。近著に『〝感じのいい大人〞をつ
くる40代からのメイク』(宝島e-MOOK)、
『きれいは力』(幻冬舎)がある
撮影/田淵佳恵
痛くない!「走れるヒール靴」と「大人のペタンコ靴」のテーマをチェック。
MyAge 2014 Summer 発売中です!