顔は体を映し出す鏡、美しさと健康へと導く地図―。
そこから名づけられた顔の反射区 「フェイスマップ」の理論による簡単セルフケアで、顔のたるみに強力アプローチ!
顔のたるみ"3大悩み"は
綿棒刺激で解決できます!
ここに記した「刺激ポイント」は、いずれも顔の左右対称にあります。綿棒による優しい刺激とポイントに対応する臓器をいたわるデイリーケアで、体の外と内からキレイ&元気を手に入れて!
目のまわり
肝臓や腎臓とつながるゾーン。
ろ過機能などへの過剰負担は禁物!
まぶた、目の下、眉間、眉上、こめかみなどの目まわりは、肝臓、腎臓といった、おもに"解毒やろ過機能"を担う臓器の反射ゾーン。動物性脂肪、アルコール、薬品、白砂糖などの過剰摂取はダメージの元です。目の下には腎臓の様子が表れるので、たるみやくまがあるのは、腎臓の機能が低下して血液や体液のバランスがくずれているからかも。睡眠をしっかりとるなど、生活習慣を見直して。
食事のアドバイス
目の疲れが気になる場合は、ブルーベリーなどのアントシアニン系食品を。肝臓の疲労には酢、梅干しなどの酸味を。腎臓ゾーンの目の下のたるみには、ひじきや昆布、わかめ、もずくなどの黒い食べ物がおすすめ!
※ここに記した「刺激ポイント」は、顔の左右対称にあります
A 重いまぶたをパッチリ!
指で目の上の骨の縁に触れ、眉頭、眉中央、眉尻の3つのポイントを探してから綿棒で押します。眼球を押さないこと。3カ所各5秒
B 目の下のくまやたるみに
目尻の延長線上の頰上で圧痛感があるところと、黒目の中央の延長線上で骨のへこみを感じるところの2カ所。左右で4カ所、各5秒
C 目尻のシワに
眉尻近くの骨の上で、ペコッとへこむところと、その延長線上の頰骨の上で圧痛感があるところの2カ所。左右で4カ所、各5秒
注意:B、Cは赤くなったり、跡が残りやすいので優しく押すこと
D 疲れ目をすっきり!
眉頭の骨の上の盛り上がりの中心で、ペコッと少しへこむところ。心地よいくらいの圧で、左右1カ所ずつ、各5秒押します
E 目元のむくみ・ 上まぶたのたるみに
眉中央の骨のへこみと、そこから指1本分上の圧痛感がある2カ所。左右で合計4カ所を、各5秒押します
F 額のシワ・ 上まぶたのたるみに
黒目中央の延長線上で、おでこ中央の骨のへこみで圧痛感のあるところ。顔の左右の同じ場所を、片方ずつ各5秒押します
プラス “表情” で効果アップ
「目元のむくみ・上まぶたのたるみに」の刺激ポイント(眉の中央から指1本分上)を、左右同時に綿棒で押しながら、目をググッと大きく見開きます。額にシワが寄らないように注意! これを5~8回繰り返します。
※コツと注意点
●刺激ポイントに直角に当てる
●赤みが出ないように 自分の肌と相談しながら
●跡が残りやすい目の下や頰は 綿棒で軽くたたく程度でもOK
●1カ所を5秒以上押さない
●1日2~3回行なってもOK!
●綿棒は3~4カ所使ったら こまめに取り換える
●入浴の直前&直後、 入浴中は行わないこと
撮影/フルフォード海 ヘア&メイク/木下庸子(プラントオパール) モデル/島村まみ スタイリスト/程野祐子 イラスト/内藤しなこ 構成・原文/山村浩子