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セーシェル編③/世界遺産の島、プラランでリゾート満喫

ミーナ

ミーナ

MyAge/OurAge編集

「チーム健活」 メンバー

南の島のビーチで読書、が至福のとき。

よく遊び、よく寝る、のが病気知らずのモト。

ストイックにならずに健康でいる方法を模索中。

身近なウォーキングからスタート?

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こんにちは、南の島&秘境好きミーナです。

日本からスリランカ航空で行く、1度のフライトで2倍楽しい、セーシェルの旅! 憧れの楽園セーシェルへはスリランカ航空でコロンボ経由で飛び、その前後どちらかでスリランカにストップオーバーして楽しんじゃおうという、欲張り旅をレポート中。

Seychelles Political Map

1回目2回目に続いて、今回は首都があるマヘ島の次に大きい、プララン島のご紹介です。セーシェル到着時はえーっ!という雨模様も徐々に回復、さらなるセーシェル・ブルーの海を求めて、世界自然遺産の島、プラランへ。マヘ島と違って大きな町もなく、自然をゆっくり楽しむ欧米のバカンス客に人気だそう。プララン島の世界自然遺産は、後ほど書きますが、双子ヤシで有名な「ヴァレ・ド・メ自然保護区」です。

1 pralin boat50

プララン島へは小型機のフライトもありますが、今回はこちらの高速フェリーを利用。1時間弱で到着です。

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到着したプララン島の港は、さながらヨットハーバー、海もきれいでアガりますね~。

 

ホテルのチェックイン前に、まずはランチへ。世界のベストビーチ♥!に選ばれたこともあるという、アンス ラジオで、オンザビーチにあるレストラン「ボンボンプリュム Bonbon Plume」にやってきました。自然がいっぱいのプララン島らしく、なかなかワイルドなつくり、海の食堂って感じです。あの、アルダブラゾウガメ(セーシエル編1回目に登場)も飼育されていて、観光対応ばっちり。

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なんといっても、目の前のビーチが、とっびきりの美しさ! 白砂のビーチが大きな弧を描き、両端の大きな花崗岩の連なりがセーシェルらしいアクセント。

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こんな絶景ビーチが目の前のお店、競争ゼロなのでお味の方は景色並みとはいかず、いたって普通。無難なカレー(チキンと魚)とポワソン・クリュ(生魚のサラダ、ココナッツミルク風味のビネガー和え)などをオーダーしましたが、ポワソン・クリュがちょっとしょっぱかったです。

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でも、ビーチはこの美しさ! 真っ白なパウダーサンドだし、十分すぎるごちそうです。

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プララン島のホテルご紹介は次ページへ。

泊まったのは、「コンスタンス レムリア」。マヘ島で宿泊した「コンスタンス エフェリア」と同系列です。去年の11月に大規模な改装を終えたところというだけに、期待しちゃいます。到着したレセプションは、なんとお出迎えだけの建物で、ゲストはそこで荷物を預け、カートでロビーなどのあるメイン棟へ送迎されるという仕組み。坂を登ってメイン棟に着くと、ドアマンがドラを鳴らし、ジャーンとばかりに扉が開いて、ロビーが見渡せるという演出でした。

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凝った演出に負けず、ロビーの景色も素敵~! まさに大人のビーチリゾート。

リゾートは島の西側、小さなサンマリー岬を含む広い敷地にあり、3つのビーチに、18ホールのゴルフ場もあるんです。ロビーやレストランのあるメイン棟は、岬の北西側のビーチを見下ろす位置で、そこから3段になったプールがビーチまで続いています。

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建物が岩の上に直接建てられていたり、岩を取り込んだつくりのプールなど、ありのままの自然をいかすコンセプトが今どきのエコ・ラグジュアリーを体現。ここのプール、かなりミーナの好みです。開放的なビーチサイドとはまた違って、ゆっくり読書をするのにいいんです〜。

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見たことがない鮮やかなオレンジの小鳥があちこちに。写真はうまく撮れなかったのですが、茂みにはクジャクもいましたよ。

 

ロビーやラウンジは、リノベーションでちょっとポップなアフリカン・テイストを強調。エキゾチックでいてモダン、これも今どきですね。

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客室棟は、南西側のビーチに沿って並んでいます。なのに、木立があってビーチが見えない!? 何故かというと、産卵に訪れるウミガメや誕生した赤ちゃんガメが、ホテルの方に迷い込んでしまわないように、あえて木立で障壁を作っているのだそう。人間よりも自然、その精神が大事ですね。

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ウミガメが産卵をしたところには、人が踏んでしまわないように、看板が立てられいます。

 

岬の先端近くにあるレストラン「ザ・ネスト」は、まさに海辺のレストランといった佇まいで、シーフードのランチ&ディナーを提供。レストラン裏、岬の“ザ・セーシェル”な岩の上にあるデッキでは、非日常的なプライベートディナーが楽しめます。新婚旅行で人気のデスティネーションならではですね。

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朝昼夜と、3食いただけるのは、メイン棟にある「ザ・レジェンド」。朝と夜はビュッフェがメインで(アラカルトもあり)、昼はアラカルトでいただけます。オープンな部分もたっぷりあるので、朝はテラスで食べるのが、断然気持ちいい〜。赤い小鳥がたくさんやって来ます。

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ビュッフェだと、旅行で不足しがちな野菜やフルーツをたっぷり補給ができるのがうれしいです。夜はインターナショナルな日もあれば、チャイニーズなど、テーマ・イブニングも。食べた日は、パスタ・ステーションがあったのが、楽しかったな。パスタや具材を選んで、味付けもオーダーできちゃうんです。

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ホテル情報、次ページにまだまだ続きます。

客室のインテリアも、リノベーションですっかりモダンに。以前はダークでシックな色合いだったそうですが、今はセーシェルの海を思わせるブルーを基調としたコンテンポラリーなインテリアです。

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おもしろいのが、部屋にあるルーバーの窓。窓を開ける(?)と、バスルームが見えます。最近ありがちな、ガラス貼りのバスルームより、ずっと気が効いてませんか。

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アメニティも、十全。アクセサリートレーがあるのに、このジュエリーボックスみたいなのは?と思って開けたら、コンセント類が格納されていました。コンセントはマルチ対応で、USBポートも2つあって、便利〜。

 

そしてもうひとつ、このリゾートのとっておきがあるんです。それが3つ目のビーチ「アンス・ジョルジェット」。冒頭に書いた「アンス・ラジオ・ビーチ」よりも美しいといわれている、隠れ家ビーチです。

というのも、アクセスがゴルフ場の15番ホール脇の木立を抜ける小道からだけ、だからなんです。実はセーシェルのビーチは、たとえホテルの敷地に接していても全部パブリックで、外から訪れるのも自由です。でも、ゴルフ場から行くのは、さすがに外部訪問者には敷居が高い。宿泊客なら、ゴルフカートで抜け道まで送ってもらえます!

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そのビーチがここ! ホテルゲストも少なくて、静かでとってもきれい。真っ白な砂浜で、両端は“ザ・セーシェル”な 花崗岩の岩場。海の色もとびきり美しく(お天気や海況にもよるので、この日はラッキーかも)、岩が一段と印象的。岩場の影で親密にしているカップルがいたりするのが、ちょっとめんどくさいけど。いつまでも眺めていたくなるビーチでした。

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コンスタンス レムリア Constance Lemuria

http://www.spmc.jp/hotel/constance_lrp.html

 

 

プララン島の世界自然遺産は次ページに。

セーシェルに2つある世界自然遺産、ひとつは「アルダブラ環礁」で、もうひとつがプララン島の「ヴァレ・ド・メ自然保護区」です。独自の進化を遂げた、不思議な双子ヤシが群生しているのは、世界中でセーシェルだけ、プララン島とキュイーズ島周辺のみだそう。フランス語で「巨人の谷」を意味するこの公園では、巨木や背の高いヤシの木が生えてる丘陵地を遊歩道で巡ることができ、その貴重な双子ヤシを見ることもできます。なんてたって、セーシェルの出入国スタンプになっているくらい、セーシェルといえば、の存在です。

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双子ヤシには雌株と雄株があって、雌株の実の中にある種子が双子山で、女性のお尻にそっくり! そして雄株といえば、その花が男性器のよう、という不思議な木なのです。深い熱帯林の散策も楽しいし、喫茶店や土産店もあるので、ちょっと出かけるのにいいですよ。

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どれが双子ヤシなのかは、教えてもらわないとわからなかったのですが、上がその雌株と雄株です。

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右の実の中に、お尻の形をした種子が入っているんだそう。ちなみにこの双子ヤシ、フランス語ではCoco de Mer(海のココナッツ)。あまりにも奇妙な姿ゆえ、海底に生えてる樹木と思われていたとか。日本語の双子ヤシは、英語名のDouble Coconut の直訳ですね。

 

3回に渡ったセーシェル編はこれが最終回。次回は、「1度で2度おいしい!スリランカ航空で行く楽園セーシェル」のスリランカ編をお届けします。

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