GW以降、2度も島根県を訪れる機会をいただきました。
1度目は「出雲縁結び空港」から松江市をめぐり、出雲大社と隣接する古代出雲歴史博物館(必見です!)を見学し、世界遺産の石見銀山方面へ。
神社や歴史的遺産、自然や街の佇まい、石見神楽に対する熱い想い、県民の方々がごく当たり前に持っていらっしゃる信仰心……。自然と厳かな気分になれました。
2度目は世界ジオパークネットワークに認定されている隠岐諸島へ。大きく分けて4つの島々から成り立っているこの島は、小野篁(おののたかむら)、後鳥羽上皇、後醍醐天皇など、高貴な方々の流刑地としての印象が強いですが、それだけに離島でありながら、雅な宮廷文化が色濃く残っており、総人口2万人程度の島々に100以上の神社が点在しています。
そんな旅の途中、『ご縁の国しまね』と書かれたボードやパネルを何度も見かけました。島根県観光振興課が運営するサイトにも、全国から集まった、ご縁を結ぶ言葉「ご縁四十五箇条」が紹介されています。
https://www.kankou-shimane.com/
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私が昔から人に恵まれているのは、感謝を知り、ご縁を大切にしてきたからだと思います。
そこで『いつか流 ご縁をつなぐ言葉』をいくつかご紹介したいと思います。
1)お礼は3回言う
人に何かしていただいた時は、すかさずお礼を言います。これは当然のことですが、私は必ず翌日にはお礼のメールか電話を入れ、次にお会いした時も「先日はありがとうございました」と、計3回お礼を言うようにしています。
特にその方がどなたか第三者とご一緒の時には、「〇〇さんにはいつも良くしていただいております」などと、第三者に対して、その方のことをティーアップすることを心がけています。
2)初対面で相手を褒める
初対面で感じのいい相手なら、その印象を言葉にして伝えます。「お綺麗ですね」「おしゃれですね」「声がいいですね」「落ち着いて見えますね」など。
3)相手の悪い変化は口にしない
「太られました?」「顔色が悪いようですが」「疲れていらっしゃいますね」など、相手が気に病んでいることを突くのは危険です。相手と親しい関係性ができている時は「そうなんだよ。聞いてくださいよ」など、「心配されて嬉しい」となりますが、仕事上の関係や、まだそれほど親しいわけではない相手には言うべきではありません。距離を詰めすぎると、馴れ合い、ずさんな関係になる可能性が高いからです。
相手から「最近仕事が忙しくて疲れが溜まってて」などと切り出された場合には、同意せず、「頼りにされていらっしゃるのですね」などと良い方向に会話を持ってゆきましょう。
4)相手のピンチに寄り添う
恩義がある相手が窮地に陥った時こそ、「何もお役に立てないかもしれませんが、もし私にできることがあればおっしゃってください」と連絡を入れます。
調子のいい時には人は大勢寄って来ますが、風向きが悪いと潮が引くように去ってゆきます。こういう時だからこそ、本気で心配して、相手の痛みに寄り添うことで、ご縁の絆が太くなるのです。
しばらく経ってお会いした時には、「大変でしたね」と、相手が悲しい時には悲しい顔をするなど、相手の気持ちに寄り添うようにしています。
5)紹介者へのお礼を忘れない
例えばAさんが紹介してくださったBさんが、私によくしてくださった場合、必ずAさんにお礼とご報告を入れます。当たり前のように見えて、意外とできていない人が多いのですが、筋をきちんと通すことで、人から信用していただけているように思います。
いつか
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