2月13日に玉川髙島屋の玉川テラスにて「カラダの歪みを正してサイズダウン」のセミナーが開催されました。その様子をレポートします!
講師を務めてくださるのは、OurAgeの毎日YOJOの連載『あなたも笑顔 私も笑顔 心と体に栄養を!』が大好評の荻野こず恵さん。
これまでに2000人近い方のカラダと向き合ってきたスペシャリストです。
ちなみに、昨年夏に開催された荻野さんによる「真夏の冷えとりセミナー」は温泉がなぜカラダに良いのかなどの”豆知識”から、イスに座ったままできる手軽なエクササイズの紹介など盛りだくさんな内容に参加者の満足度がとても高いセミナーとなりました。
ということで、今回も期待大です。
こちらが荻野こず恵さん。キレイでプロポーションもバッチリの先生です。
荻野さんに言われると「サイズダウン」の言葉に、ものすごく説得力を感じます!
荻野さんによると、痩せやすいカラダづくりには骨盤のゆがみを正すことがとても大切。
今回のセミナーでは、無理のないストレッチでカラダのゆがみと骨盤の矯正を行うことでサイズダウンを目指します。
まずは下半身のストレッチから。足首から足の指、足の裏、膝、股関節と、順番にしっかりほぐしていきます。
イチ、ニイ、サン、シ…、全員で声を揃えて行います。
がこれにも理由が。
「声を出すことが大事です。自分の声で脳にインプットさせてください」
ストレッチでムリは禁物。痛いと感じる手前でストップします。
カラダが徐々にほぐれてきたところで、骨盤の矯正方法をレクチャー。それが、この骨盤歩きです。
体重を骨盤にしっかり乗せた状態で、お尻を左右に動かして進みます。
お尻を使って歩くといえば分かりやすいでしょうか。
前に20歩、後ろに20歩を1セットに、3セット行います。
1日に3セットを3回行えると理想的だそう。
もちろんこのときも声を出して数を数えながら行うことが大事。
骨盤歩きは、骨盤底筋(内蔵を支える筋肉)など骨盤周りの筋肉を使うので、ヒップやウエスト、下腹部の引き締めに効果的だそう。
さらに、肩こりや腰痛、ヒザの痛みなどの予防効果も期待できるといいます。
前後に移動するのが難しいときは、その場でお尻を左右に動かすだけでもオッケー。
その場合もポイントはお尻に体重をしっかり乗せるよう意識すること。
お布団の上で行ってもいいそうですよ。
続いて上半身へ。
首やウエスト、バスト、肩などを伸ばして反らせるストレッチの方法を学びます。
こうしてカラダの使い方を直接指導してもらえるのは少人数セミナーのメリットですね。
バンザイの姿勢では、ひとりひとりのカラダのバランスをチェック。
壁に肩とおしりが付くようにバンザイしてみます。
カラダがゆがんでいると、左右の手の長さが違ったり、肩の位置がずれていたり、頭が左右どちらかに傾いていたりします。
読者のみなさんもぜひおうちで壁を使ってやってみてください。
日常生活では、無意識のうちに猫背や前屈みになる姿勢をとってしまいがち。
猫背や前傾姿勢が続くと、助骨が広がらず、呼吸が浅くなってしまいます。
呼吸が浅くなるとカラダを巡る酸素量が低下し、基礎代謝量も上がらない……という悪循環になってしまうのだとか。
首を伸ばして上を見たり、バンザイしたり、腰をひねったり、今回教えていただいたカラダを反らせる動作の数々はどれも日常生活のなかで意識しないとできないものばかり。
「カラダはすぐ忘れちゃうので、できるだけマメに行ってくださいね」
と荻野さん。
約90分のセミナーもあっという間に終盤です。
最後は仰向けになってリラックス。「なんだかこのまま眠ってしまいそう〜」と参加者の方から声が。
たしかに、気付けば呼吸が深くなり、カラダと一緒に心もほぐれたようないい気分です。
セミナーを終えて参加者さんたちがまず行ったのは全身の写真撮影。
セミナー前に撮影した写真と見比べて、ビフォー、アフターをチェックしました。
その結果は、誰が見ても一目瞭然!
みなさん、姿勢がすっと整い、カラダのラインがシャープに変化。
みんなで写真を見せ合ってひとしきり盛り上がりました。
猫背が矯正されて胸が開き、呼吸が楽になったという方や、なんとO脚の改善を感じられた方もいたんですよ。
スゴイ!
セミナー終了後も、個々の悩みや質問にひとつひとつ丁寧に答えてくれた荻野さん。
最初から最後まで、参加者のみなさんの笑顔があふれる楽しいセミナーとなりました。
取材/石川明加 撮影/矢部ひとみ