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夜更かし返上で副腎ホルモンを正常に!/Dr.根来の体内向上プロジェクト

根来秀行

根来秀行

1967年、東京都生まれ。医師、医学博士。この連載から生まれた『ハーバード&ソルボンヌ大学 Dr.根来の特別授業 病まないための細胞呼吸レッスン』『ハーバード&パリ大学 根来教授の特別授業 「毛細血管」は増やすが勝ち!』(いずれも集英社)が好評発売中。ハーバード大学医学部客員教授(Harvard PKD Center Collaborator, Visiting Professor)、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、信州大学特任教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、世界の最先端で臨床・研究・医学教育にあたる。

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いし こんにちは。ぐうたらライターのいしまるこです。
ハーバード大学医学部教授・根来秀行ドクターによるweb連載第7弾「副腎年齢を若返らせる!」の4回目ですよ。
今回からは、自分でできる「根来式副腎ケア」をご紹介していただきます。

 

 

根来 こんにちは。根来秀行です。副腎疲労には自律神経からアプローチするのが最善策です。自律神経を整え、副腎機能を上げる生活術を4回にわたって伝授させていただきます。

 

 

いし 副腎機能が低下している人は、自律神経にも問題がある人が多いの?

 

 

根来 そうですね。不規則な生活で自律神経のバランスを崩しているケースが目立ちます。とくに問題なのが睡眠ですね。

Dr.negoro_Ill

いし 睡眠と自律神経は深ーい関係があるんですよね。

 

 

根来 はい。血糖値や血圧を上げるコルチゾールには分泌のリズムがあり、午前3時くらいから増えはじめ、起床後20分くらいにピークになり、日中から夜にかけてゆるやかに少なくなっていきます。
ところが夜型の不規則な生活をしていると、夜になっても交感神経が優位なまま覚醒してしっかり眠れず、それを受けてコルチゾールの分泌が過剰になり、血圧や血糖値を必要以上に上げ過ぎてしまいます。

 

 

いし コルチゾールは抗ストレスホルモン。忘れちゃった方は第66回を読み直してくださいね。

 

 

根来 コルチゾールには蓄積する性質があり、ストレスがなくなっても、正常な値に戻るのに時間がかかるんですよ。

 

 

いし ということは、寝不足が続くとコルチゾールがどんどんたまっていっちゃうってこと?

 

 

根来 ですね。寝不足が続くと、体内のコルチゾールがなかなか減らず蓄積されていき、フリーラジカルがどんどん増え、細胞が侵されていくのです。と同時に、抗酸化作用を持つDHEAも浪費されていきます(第67回参照)。

 

 

いし 放っておくとどうなるの?

 

根来 自律神経自体のパワーが落ちて、コルチゾールも枯渇してやる気が出なくなり、うつのような状態に陥ってしまうことも……。

 

 

いし それこそ副腎疲労、アドレナル・ファティーグ状態ですね。

 

 

コルチゾールの日内変動

Dr.negoro_Ill

副腎機能が正常であれば、コルチゾールは深夜の3時頃から増えてきて、朝の8時頃ピークを迎え、夜に向かって徐々に減っていきます(紫のライン)。ところが不規則な夜型の生活をしていると、19〜20時くらいからコルチゾールが増えて過剰分泌に(グリーンのライン)。その状態が続くと、副腎からコルチゾールを分泌する力もなくなりずっと低空飛行の状態が続き、朝になってもコルチゾールが増えないため、起きることさえ困難になってしまいます(オレンジのライン)

 

 

根来 副腎を疲れさせないためにも、夜は遅くとも日付が変わるまでに眠りましょう。すると、寝入りばなのノンレム睡眠がより深くなり、成長ホルモンの分泌が促され、寝ている間に副腎のダメージも修復してくれます。

 

 

いし 理想的な睡眠時間は7時間ですよね。
(根来教授のアンチエイジングホルモン講座第1回参照)

 

 

根来 はい。ですから、遅くとも0時までに寝て、朝7時に起きましょう。

 

 

いし ラジャ!

 

 

 

根来 それではみなさん、今日も素敵な1日を!

 

Dr.negoro_photo

 

 

次回は「歩く瞑想で副腎ストレスをスルー」という話です。お楽しみに!

 

 

取材・文/石丸久美子 撮影/森山竜男 イラスト/浅生ハルミン

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