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肌や脳だけでなく年齢により「劣化」するものといえば?

ヨシダヨウコ

ヨシダヨウコ

ネムリノチカラ代表。
快眠コンシェルジュ。日本睡眠学会正会員。

寝具店の娘として生まれ、心地よい睡眠を幼児期より体験するが、社会人になりたての頃、働きすぎで体調を崩す。また、実母の介護生活からも睡眠の重要性を再認識する。
漢方、発酵食、アロマ、呼吸、瞑想、ストレッチなどを取り入れ、日々「質の良い睡眠」を探求しながら、各方面へ発信中。代表を務めるネムリノチカラでは、企業の健康経営セミナーや個人の睡眠相談に応じるなど、睡眠全般についてのサポートを行っている。著書に『眠りのチカラ タイプ別睡眠改善&リッチ睡眠TIPS 101』(みらいパブリッシング)がある。

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こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。

 

OurAge読者のマダムたちにとって、一番嫌なワードといえば「劣化」「老化」ではないでしょうか?  もちろん私もキライです。

でも「歳だから仕方ないかな」なんて、何をするにも言い聞かせてしまいがち。

乾燥したキノコは、うま味が増すけれど、さて人間は‥‥?。

 

では私たちの年齢変化の中で「劣化」「老化」するものは、なんでしょうか? 肌、脳、目、骨、運動機能、それから・・・。

実は「睡眠」も劣化するんです。

 

睡眠も!?

 

だいたい40代から「睡眠の質」に変化が起きます。

ひと晩の睡眠の中身はというと、浅い眠りや深い眠り、眠りながら脳だけは働いている時間など、多様な種類の眠りで構成されています。

 

年齢変化の一番大きい部分は、深い睡眠=ぐっすり眠れる時間が減り始めることです。

 

とても残念ですが、子どもの頃のように、揺すってもくすぐっても起きないような深睡眠の時間が減ってくるのです。

逆に、寝付くまでの時間=入眠潜時と、多くの方が悩まれる、ひと晩の間に何度か目が覚める状態=中途覚醒が増えてきます。

寝付けず、途中での目覚めを繰り返すため、覚醒している時間が長く、深い睡眠を得られなくなります。そのため「睡眠の質」が悪くなります。

 

確かに人間は年をとり、睡眠も劣化しますが、ほんのちょっとしたことで改善する場合もありますから、そこはあきらめず、寝具や睡眠環境、さらに一番大事な生活リズムを保つことで、質の低下を下げ止まらせるよう取り組んでみて損はないと思います。

 

基本的に

 

◆眠くないとき、寝付けない時はベッドにいない

 

◆日中は活動的に体温を上げる

 

◆午前の日差しを浴びる

 

などは「睡眠の質」キープに必要な対策です。

 

美人は夜作られると私は思っています。

ぜひ、いつまでも若々しい姿でいられるよう、健康と美のためにも、ぐっすり眠りましょう。

 

では、今宵も良い眠りを。

 

ヨシダヨウコ

ネムリノチカラ

https://nemurinochikara.com/

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