かぶではなく、かぶの葉にフォーカス。生で食べてビタミンCをしっかりとろう!
ニューヨークのファーマーズマーケットでは、葉つきのかぶが売られています。その名も「ジャパニーズ・ターニップ」。このベンダーさんは無農薬なんです。ありがたいですね!
この時期のかぶは柔らかくておいしいのですが、けっこう小粒で、葉っぱの方がボリュームがあります。かぶに限らず大根やニンジンもそうですが、根菜は根の部分より葉っぱの方が栄養価が高いんです。
かぶの葉は、根の約4倍ものビタミンCを含んでいるとか。体内で必要な分だけビタミンAに変換されるベータカロテンと、抗酸化作用のあるビタミンEも豊富です。葉っぱをちゃんと使い切らないともったいないですね!
ビタミンCはなるべく加熱しない方がよいので、かぶの葉を生で食べるときのアイデアをご紹介します。葉っぱが手に入ったら是非お試しください!
トマトにぴったり!かぶの葉ソース
かぶの葉はざく切りにして、フードプロセッサーに入れます。1つかみ半くらいの量に対してアンチョビを4本くらい入れ、さらにオリーブオイルを少しずつ加えながら全体を混ぜます。どろどろしたソース状になったらできあがり。
スライスしたトマトを並べ、かぶの葉ソースをのせて、粗みじん切りにしたカシューナッツをトッピング。おいしくておしゃれなアペタイザーができました!アンチョビが塩辛いので、塩こしょうはなしでいいと思いますが、物足りないと思われたら少し足してくださいね。
かぶの葉のパスタソース
フードプロセッサーで葉っぱのソースをつくる時、ある程度の量をつくらないとうまく混ざらないですよね。あまったソースにさらに手を加えて、パスタに混ぜてみました!パスタソースというと普通はバジルでつくりますが、そのかぶの葉版という感じです。
1品目でつくったソースにカシューナッツを適量、そして塩胡椒を少しずつ加えてさらにフードプロセッサーで混ぜました。それを茹でたてのパスタに混ぜてできあがり。お好みでパルメザンチーズをかけてお召し上がりください。
パスタは、ここではブカティーニという太いパスタを使いましたが、お好みのパスタならなんでもいいと思います。ナッツも、カシューナッツの代わりに松の実を使ってもいいでしょう。パスタもこんな感じに少なめの量を高さをつけてお皿に盛ると、アペタイザー感覚で食べられると思います。肉料理や魚料理の付け合わせにしてもいいのではないでしょうか。
かぶの葉のサラダ
かぶの葉はやや苦みがあるので、甘みのあるトマト、リンゴ、オレンジパプリカ、そして胡桃をあわせました。ドレッシングはオリーブオイルと塩胡椒、そしてザクロフレーバーのホワイトバルサミコビネガーを使いました。
ザクロが入っているのでちょっと甘みがあり、かぶの葉の苦みを感じることなく食べられて、とってもおいしかったです!ザクロフレーバーのバルサミコビネガーがない場合は、お砂糖かハチミツを少しだけドレッシングに混ぜたらいいでしょう。カラフルな色の具材のおかげで、明るい気分になれるヘルシーなサラダができました!