「ひえ」対策はあまりできていないミーナ、〝頭寒足熱〞という定番もできてなくて、反省です。夏は、ナマ足にサンダルが基本なんで・・・もしかして、ガンコな肩こりは、それが原因?
ファッション、エクササイズ、毎日の養生…
10人の「冷えとり」、パーフェクトリスト
女性の大敵、万病のもとといわれる「冷え」ですが、その場しのぎの対策で終わっている人も多いのでは!?
ここでは、冷えの改善に真剣に立ち向かう10人のアプローチをご紹介していきます。
それぞれのみなさんの「冷えとり」の方法を参考に、冷え知らずの健康ライフをぜひ手に入れてください!
賢人8人の本気の「冷えとり」!
冷えを克服すべく、試行錯誤の末、自分に合った冷えとりの方法を発見した女性たち。
どれも効果的なアプローチですが、大切なのは続けること。8人の賢人の取り組みをヒントに、あなたに心地よい冷えとりを見つけ、快適健康ライフへGO!
今回は4人めの賢人、あらゆる不調は冷えからくると気づき、対策を行っている青木美詠子さんの取り組みをご紹介します。
青木美詠子さん Mieko Aoki
profile
1963年生まれ。コピーライター、エッセイスト。『ずぼらな青木さんの冷えとり大人のふだん着』(メディアファクトリー)など、冷えとりに関する著書も多数
〝頭寒足熱〞が原則の
冷えとりライフで健康に
青木さんの冷えとり歴は、なんと20年。
「初めは冷えと気づきませんでしたが、社会人になってから風邪を年中ひくようになり、20代終盤にはめまいや不正出血、膀胱炎などさまざまな不調が続出。いろいろな治療法を試すなか、本屋さんで冷えとりの本と偶然出会い、あらゆる不調は冷えから起こっているのだと気づきました」。それからは冷えとり生活にシフト。
「原則として〝頭寒足熱〞の状態に。レギンスや靴下をはき、冷えやすい下半身を上半身より温かく保つことで血の巡りをよくします。靴下は一年中、基本的に4枚の重ね履き。肌に触れるインナーはほぼシルクで、アウターも天然素材のものを着用しています」。
ほかにも、寝る前20分の半身浴、夏以外は陶器の湯たんぽを足湯感覚で使う、炭酸飲料や果物、チョコレート、バターなど体を冷やす食べ物を控えるなどの工夫も。
「今では風邪で寝込んだりせず、以前の不調もなくなりました。疲れの回復も早いように感じます」
次回は、日々疲労回復を心がけている、ビューティサロン代表・ネイリストの渡邉季穂さんの冷えとり対策です。
撮影/鈴木康久(千代田スタジオ) 取材・原文/蕨 康子