太っている、体力がない、運動が嫌いetc.
どんな人も救ってみせます!
悩み別「筋活」カウンセリングルーム
運動の大切さはもちろん知っているけれど、続かない、何をすべきかわからない…。
ここでは、そんな悩みを訴える6人のために、特別カウンセリングルームを開設!
その場で「体が変わった!」の声が続出していた清水忍さんのアドバイス、あなたもぜひ参考に。
今回は、【悩み4】痩せたいけれど、どんな運動をすればよいかわからない、という人へのアドバイスです。
アドバイスしていただいたのは
清水 忍さん Shinobu Shimizu

profile
1967年生まれ。インストラクションズ代表。
2015年にオープンしたジム「IPF」ヘッドトレーナー。
プロ野球選手のトレーナー、大学のバレーボールチームの
コンディショニングコーチを務めるほか、
健保組合のセミナー講師や、
スポーツトレーナ養成学校非常勤講師としても活動中
【悩み4】痩せたいけれど、どんな運動をすればよいかわかりません( T_T)
ADVICE 4
「本格的な運動の前に、2~3週間は肩関節と股関節を大きく動かす練習を!」
兜 佳子さん
(1962年生まれ・会社員)
身長 …… 149cm
体重 …… 55kg
体脂肪率 …… 34%

「体脂肪率が30%以下になったことがなく、ずっと痩せたいと思っていました。運動は月に1回、体を動かすイベントに参加したり、できるだけ歩くようにしている程度。年だから筋肉もつけたほうがいいよ、なんて言われたんですが、どんなことをすればいいんでしょう?」

「見た目より脂肪は少なめだし、脚が細い。少し頑張ればすごく痩せて細く見えるタイプですよ」とうれしいコメント
「兜さんは、運動するぞ~という準備がまだ足りていない地点にいると感じました。急に筋トレのような運動を始めるのは無謀というもの。日常の動作を大きくすることから始めましょうか。動きを大きくするのに大切なのは肩関節と股関節の可動域。ダイナミックにぐるぐる動かす練習をすると、普段の動きも変わってきます。2~3週間続けていると『あ、変わった』と感じられるはず。
もっと動きたいと思えたらそれはチャンスです! そのチャンスを逃さずに、もう少し運動らしい運動を始めると、あっという間に体は変わりますよ!」(清水さん)
[股関節ぐるぐる]
下半身をダイナミックに動かす習慣をつけるのに役立つエクササイズ。膝と股関節で、大きな円を描くように体を動かします。少しやっただけで汗ばむ動き。回数を徐々に増やしていきましょう!
脚は大きく開くのがポイント
![[股関節ぐるぐる]のスタートポジションを横から見たところ。かなり大きく開脚し、膝の内側から手をつきます](https://ourage.jp/wp-content/uploads/2015/12/4e4134a186f2b3b75fca461ee805ef35-e1449903345618.jpg)
[股関節ぐるぐる]のスタートポジションを横から見たところ。かなり大きく開脚し、膝の内側から手をつきます

ここから開始。足と手を置く位置は固定したまま、膝が大きな円を描くように、体を反時計回りに回していきます

上半身でリードしながら、膝が大きな円を描くようにゆっくり動かして

膝とリンクして、股関節がさらに大きな円を描いていることを確認

間もなく1周。1→4を5回転、次に逆回しで5回転。反対側の脚でも同様に行って1セット。30秒休憩を挟み、計2セット行います
[タオルで肩甲骨回し]
肩甲骨も大きく動かしたい部分。タオルを使うと動きが大きくなります。肩関節の柔らかい人は、タオルは短いほうが○。1~5を流れるようにスムーズに行うのがポイント。1→5を10回、反対側の手でも行って1セット。30秒休憩を挟み、計2セット行います。

スタートは、タオルの両端を持ち、体の前でピンと伸ばします

まず右手を横に上げていき、いちばん高いところまできたら…

タオルが顔を越え、頭の後ろにいくように。左手はついていくだけ

右手を下に下げていくと、成り行きで左手が上に上がります

左手が頭を越えて顔の前へきたら、スタート地点へ。反対も同様に
パーソナルトレーニングジム「IPF」

DATA
東京都世田谷区野沢4-21-15-1F
TEL:03-6753-6077 営業時間 10:00~22:00
不定休 完全予約制
http://www.s-s-instructions.com
次回は、【悩み5】ずんぐりむっくりの体型をどうにかしたい、という人へのアドバイスです。
撮影/藤沢由加 ヘア&メイク/渡辺みゆき モデル/中島裕美子〈エクササイズ〉 指導&監修/清水 忍(INSTRUCTIONS) 構成・原文/蓮見則子


