ガムを嚙むことで食欲を抑えたり、主食をパンからご飯にかえたりと、食べ方や食事の見直しで健康的にやせる法則があることを知っておきたい。
今までご紹介してきた「食べグセ」の法則は、下のリンクから飛ぶことができます。
お話を伺ったのは
工藤孝文さん
Takafumi Kudo
福岡大学医学部卒業後、アイルランド、オーストラリアへ留学。現在、福岡県みやま市の工藤内科で、糖尿病内科、ダイエット外来、漢方治療を専門とし、地域医療にあたる。『ズボラな人でも コレステロールがラクラク下がる!』(永岡書店)など著書多数
ぽっこりお腹が引っ込む!
やせる食べグセ45の法則!
食べ方編
27 食前食後にガムを嚙む
つい食べすぎてしまうクセを直すなら、食前食後にガムを嚙みましょう。
「ガムを嚙むと、幸せホルモンのセロトニンが分泌され、無駄な食欲を抑え込むことができ、食べすぎ防止に。食事の前後に、口を開けずに左右均等に、5分以上かけてゆっくりとガムを嚙んで」
28 主食はパンよりご飯
やせたいなら、主食はパンよりご飯に。
「ご飯はパンよりカロリーが低めですし、脂質や塩分の量も少なめ。また、小麦粉で作るパンは、素早く消化されるので、すぐお腹がすきますが、米を粒のまま食べるご飯はパンより消化に時間がかかるのでお腹がすきにくく、血糖値の上昇も緩やかです」
29 コンビニおにぎりは温めずに食べる
ご飯など炭水化物の糖質は、冷えると“レジスタントスターチ”という糖質に変化します。
「レジスタントスターチは、血糖値が上がりにくく、脂肪に変わりにくいうえ、食物繊維と同じく腸内環境を整える働きも。おにぎりは温めずに食べましょう」
次回は、やせる食べグセ45の法則!【食べ方編】30〜31をご紹介します。
イラスト/本田佳世 構成・原文/和田美穂