こんにちは、眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
毎日忙しいですよね。
定時に帰りたくても残業や急なアポなどなかなか思った時間に帰宅できないという方も多いと思います。
オンオフをなんとかうまく切り替えたいと思ったとき、ふとお笑いの方の「閉店ガラガラ」を思い出しました。
百貨店などでは、閉店時間近くになると「ほたるの光」が流れてきますよね。その場にいるお客様に「そろそろ終わりにしますので、できるだけ早くお買い物を済ませてくださいね」と暗黙のお知らせを伝えてきます。
買い物する側としては、その曲を聞くと「あっ、早くしなきゃ!」と、少し焦りつつも買い物を済ませ、とにかく足早にその場を立ち去りますよね。
こんなふうに、仕舞いの時は急に来たりしません。もし百貨店もほたる光を流さなかったら、お客さんもいつまでも、ゆっくり買い物をしているでしょう。
私たちの一日の終え方も、できれば急に終わるよりは少し前から「そろそろ仕舞い(寝る)モード」にすると、慌てることなく、充足感が得られ、入眠もすんなりとスタートして、睡眠の質も高まるはずです。
具体的な方法はいくつかありますが、ひとつは「消灯時間」です。
部屋のメインの蛍光灯(シーリングライトなど)は、いつもどのタイミングで消していますか?
家に帰ってきてつけて食事の支度、夕食、お風呂、ひと休みなどを終え、さて寝るか! そのタイミングで、ようやくパチっと消す方が多いのではないでしょうか。
そのタイミングをできれば、夕食後にしてみてください。夕食後はメイン照明を消して、フロアライトや間接照明に切り替えます。
毎日そうすることで、メイン証明が消えると脳は「今日はもう仕舞いモードだな」と判断してくれますし、それに明るい光を浴びて睡眠時間を後退させることもなく、眠りのためのメラトニンに十分活躍してもらえます。
これ、家庭版の、「蛍の光」ともいえます。
我が家では21時(その前の時もありますが)にはかなり暗い部屋にしています。
暗くてもあまり不便はありませんし、ヨーロッパの家などのことを思い出すと、みなさん結構な暗い照明ですごしていますよね。暗くてできないような細かいことは寝る前にはしない、というのも、脳がリラックスできて良い眠りにつながると思います。
そう思うといいことづくめ。みなさんのお宅でも、眠る前の『ほたるの光 タイム』を取り入れてみてはいかがでしょうか?
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ