是枝先生の顔筋ピラティスのビデオ、チェックしていただけたでしょうか?
「鼻から下がまのびしてみえると若々しく見えない」と聞いたあとに、きゅっと上唇上げる運動してみると、唇の輪郭も出てくるし、小顔効果もあるのがわかります。 エクササイズ、ますますやらないと、と思う、くみくみです。
若々しく美しい顔をキープするには、顔の筋肉を鍛えることが欠かせないんですね!
では、どこがどうだと若々しくて美しい顔なの? それ、先生に明確に教えていただきましょう!!
鼻下からあごまでが短めなのが日本人の美人顔
若々しく美しく見える顔の特徴。
それは目、鼻、口の配置と深い関係があります。
「よくいわれる〝顔の黄金比率〞は、世界の20代前半の女性からとった平均値。
でも、骨格の違う欧米人と日本人では、その法則が違うと思い、
日本人を対象にその比率・法則を導き出しました」
日本人の美しい顔、3つのポイント
①「眉から鼻下」:「鼻下からあご先」の比率(フェイスプロポーション=FP)が1:0.8〜1。
②「鼻下から唇の真ん中」:「鼻下からあご先」の比率(リッププロポーション=LP)が1:2.8〜3。
③あご先から耳下の角度(小顔角)が90度。
「美形芸能人などを分析した結果、特に日本人の場合、
鼻から下の部分が世界の黄金比率よりも短いほうが〝美人顔〞のようです」
パーツ配置で顔の印象が変わる!
生まれもってのパーツ配置ですが、年齢を重ねると、この部分はたるみでさらに間延びし、老け顔の原因に。
この理想値を目標にすると、若々しく美しい顔に近づけるというわけです。
配置による印象の変化
LP(鼻下からあご先)の比率が1:3より長く(鼻の下が長く)なると、老けた印象に。
実際に年齢を重ねると、若い頃に比べて上唇が薄くなり、鼻の下が間延びしてきます。
これをくい止めることも、たるみ顔撃退の重要課題。
左)LPが1:2.8~3、つまり〝鼻の下が狭い顔〞は若々しく見えます。美形芸能人の多くがこれに当たります。
中)鼻の下が幅広になると、ちょっと老けた印象に。左と右の中間の、年齢でいうと30代くらいでしょうか。
右)LPが1:2くらいになると、かなり老けた感じ。もともとの顔の造作もありますが、年齢で間延びしてきます。
若々しい顔の3つのポイント
●頬の高さ
●鼻の下の溝
●上唇の山
若々しい顔にはメリハリがあります。
頰が高く、鼻の下の溝と山がはっきりしていて、唇はふくよかで高さがある…。
この3点のメリハリを維持していくことが、MyAge/OurAge世代には必要です。
顔タイプによって対処法が変わります
若々しく美しい顔を維持するための対処法は、顔のタイプによって違います。
顔のタイプは大きくふたつ。
自分はどちらのタイプかチェックしてみてください。
顔型や筋肉のつき方で2タイプに分かれます。
エラが張り気味の「四角型」は筋肉がこりがちなので、マッサージを多めに。
それ以外は「丸型・卵型」に分類されます。筋肉が少ないので、顔筋ピラティスを中心に。
自分の顔のタイプがわかったら、対処法スタートです!
及び
こちらの動画
を参考にしてくださいね!
是枝伸子
歯科医師。アクアタウン歯科クリニック副院長。
歯科医の立場から、若く美しく見える顔について研究し、
独自のメソッド「デンタル美顔」を確立。
歯の健康、嚙み合わせ矯正をはじめ、顔筋ピラティスとマッサージ方法を提案している
http://www.dental-bigan.com