自分の「骨力」について学ぼう ⑤骨力アップのための生活習慣

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細井孝之さん

医療法人財団健康院 健康院クリニック副院長

予防医療研究所 所長

閉経前から備えておきたい

50歳は 「骨力の曲がり角」!

 

 

自分の骨についてどこまで知っていますか?

 

骨粗しょう症なんて、まだまだ先のこと…と思っていませんか? 実は50歳は「骨力」の曲がり角。更年期は骨についてしっかり学ぶ、いい機会です。

 

そこで、細井孝之先生にお話をうかがいました。

ぜひ自分の骨の状態=「骨力」を知って、骨粗しょう症の予防にお役立てください。

 

 

今回は、骨粗しょう症の予防にもつながる、「骨力」アップのための生活習慣の見直しについてです。

 

 

 

若さと美しさは
骨力があってこそ!

 

体の土台である骨がしっかりしていることが、美容と健康の大前提!

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骨力アップは生活習慣の見直しから!

 

 

骨粗しょう症も生活習慣病のひとつ。高血圧や糖尿病などと同じように、食事と運動療法が第一です。

 

「食事はほかの生活習慣病と同じで、摂取量の制限と栄養バランスをよく保つことが基本。実は共通点がたくさんあります。塩分の取りすぎは高血圧を招きますが、同時にカルシウムの尿中への排出を促すため、骨粗しょう症にもよくありません」

 

 

骨粗しょう症の危険因子のひとつが、カルシウムの摂取不足。日本人は不足していて、先進諸国の中で最低レベル。目標摂取量は1日600㎎ですが、これは老若男女すべての平均値。特に骨をつくる成長期には1000㎎、吸収効率が悪い高齢者では800㎎必要という意見もあります。

 

「カルシウムの摂取には乳製品、大豆製品、小魚&海藻、野菜の食品群から一日1品ずつ食べるように心がけます。また、カルシウムの吸収を高めるビタミンD(青魚など)、骨質アップのためには糖代謝に関与するビタミンB群(豚肉など)、良質タンパク質とビタミンK(納豆など)、葉酸(緑黄色野菜など)も積極的にとりたい食品です」

 

 

運動には、骨量を増やすことと、筋肉を強め関節を柔軟にして転倒を予防するという、ふたつの効果があります。

 

「おすすめはウォーキング。骨にかかる運動量は、例えば体重50㎏の人が30分歩くと、同体重の人が50㎏のバーベルを15分上げているのと同じ。とても効果的な運動なのです。また、正しい姿勢を心がけるだけでも、背骨や背中の筋肉が鍛えられます」

 

こうした生活習慣は美肌やシェイプアップなど、美容にもいいことだらけ。母と娘と3世代で取り組んで、骨力アップで美と健康を手に入れましょう。

 

骨力アップは美容と健康の要

骨力アップの食事、運動、生活習慣は、肌、体、精神面の若返りに有用。若い時期から取り組むことは、美しさをアップさせ、老後の生活を豊かにするためにも必要です

 

 

 

閉経後の骨量減少の内訳

女性の骨量は閉経後の20年間で、30~40%減少します。その原因は女性ホルモンが減るだけでなく、運動不足やカルシウム・ビタミンD不足も大きな原因です

 

 

 

骨質をアップする栄養素

日頃から、ビタミンC、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、ビタミンKなどを積極的に摂取することが大切です

 

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撮影/板野賢治 オブジェ製作/田中靖夫 構成・原文/山村浩子

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