旬を迎えている牡蠣を使った春巻きです。レタスの硬めの葉を一緒に巻いて、しゃきっとした歯ごたえと、しっとりした牡蠣の食感のギャップを楽しみます。
牡蠣とレタスの春巻き
フライパンでできて油も少なめなので、普段揚げものをしない方も作ってみてください。
シャンパンにもビールにも合うので、おもてなしのスタートの一皿におすすめです。
牡蠣は火を入れるので、加熱用でも生食用でもOK。少し面倒でも小麦粉と水で糊を作り、巻き終わりをしっかりとめるときれいに仕上がります。
牡蠣には、良質なたんぱく質のほか、鉄分や亜鉛などのミネラル成分も多く含まれています。
特に、免疫機能細胞の働きを助けてくれる亜鉛が多いことで知られています。風邪がはやる季節、免疫力アップに効果的です。
また牡蠣に含まれるアミノ酸の中でも、よく知られているのがタウリンです。タウリンはコレステロールを減らしたり、血圧を正常に維持してくれると言われています。
さらに、肝臓の働きをサポートしてくれるので、年末年始で疲れ気味の肝臓のためにも。レモンなどビタミンCを多く含む食材と牡蠣をいっしょに食べると、牡蠣に含まれる鉄分の吸収率がアップしますから、こちらもレモンをぎゅっと絞っていただきましょう。
材料
牡蠣:100g(10粒ほど)
片栗粉:小さじ2
春巻きの皮(ミニサイズ15㎝×15㎝) :5枚
レタスの葉(硬め) :5~6枚(100gほど)
のり:小麦粉小さじ1+水小さじ1を合わせて混ぜる
植物油:フライパンに高さ1㎝
作り方
① 牡蠣は、水で洗ってから片栗粉をふりかけ、優しくもみ込んでから洗い流し(汚れがとれる)、水気をしっかり拭き取る。
② レタスは5mm幅の千切りにする。
③ 春巻きの皮に牡蠣2粒とレタスを乗せる。
④ 巻いて、巻き終わりをのり(小麦粉と水)で止める。5本作る。
⑤ フライパンに高さ1㎝まで油を入れ、中火にかける。菜箸を入れて細い泡が出てくるような状態になったら(170℃ほど)、春巻きを揚げ焼きする。
片面がきつね色になったら返し、両面がきつね色になったら引き上げて油を切る。
⑥ 皿に盛り、塩を振ってレモンをかけていただく。
※春巻きの皮は、ざらっとした面に具をのせて巻くと、表面がつるりときれいに仕上がります。
簡単美味しい一品で、おうちごはんをより楽しく!