ソーセージの本場ドイツで見つけた、変わり種マスタード
実は私、この夏、ドイツのバイエルン地方に旅行に行きました。かの地では毎日ソーセージとハムを何種類も食べる食生活。そのためか、スーパーマーケットに行ったらマスタードの種類もアメリカに比べてずっと多い!さすがにソーセージとハムはアメリカに持って帰れませんがマスタードなら大丈夫と、ちょっと珍しい感じがしたマスタードを2つ買ってきました。
マスタードもいろいろな種類があると楽しいですね!
左上はドイツで買ってきたダルマイヤーのマスタード。オリーブとレモン入りで、ちょっとまろやかでおいしく、見かけたらお試しになることをお勧めしたい1品!
チューブのものはホースラディッシュ入りで、異なる辛みのハーモニーが新鮮!で、ふと思ったのですが、マスタードに何か混ぜるって結構ありなのだなと。それなら、普段使いの粒入りディジョンマスタードにも何か混ぜて使ってみようと思いました。
ちなみに粒入りマスタードは、ビタミンB1が豊富に含まれています。
ビタミンB1は糖質がエネルギーに変わる時に必要な役目をしていて、不足すると糖質のエネルギー代謝が滞り、疲労物質である乳酸がたまって疲れやすくなるそうです。粒入りマスタードはカルシウムとマグネシウムの含有量も調味料の中では多いですし、抗酸化作用のある成分も含まれています。ソーセージやハムにぬるだけでなく、もっと活用していきたいですね!
アメリカの一般的スーパーでは、粒入りか粒なしかの2択。私は粒入りが好みです
アメリカで特によく聞くマスタードと何かを混ぜたものというと、まず思いつくのはハニーマスタード!チキンナゲットにつけるディップとして、馴染みのある方は多いでしょう。
そこで、マスタードと蜂蜜入りドレッシングで和えた、キュウリと茹で卵のサラダを作ってみました。
卵は固ゆでに茹でて、角切りにします。キュウリも同じくらいの量を同様に切ります。オリーブオイルとお好みのビネガー、塩、コショウにマスタードとはちみつを混ぜて、キュウリと卵を和えただけ。マスタードとはちみつの量は2対1くらいがいいと思います。見た目さわやか、味もおいしいサラダができました!
朝食、ランチ、夕飯前のワインのお供など、使い勝手のいい1品です
マスタードと甘いものは相性がいいということになるかと思い、使い残しのローズジャムと粒入りマスタードもあわせてみました。
小鍋にローズジャム1/2カップ、マスタード大さじ2、水大さじ1を入れて煮立てます。そこに一口大に切って塩胡椒した鶏もも肉を入れて、15分から20分くらい煮込みました。時々ひっくり返し、焦げ付かないように気を付けながら、ソースをからめつつ煮詰めます。
食べやすい大きさにちぎった青菜をしいたお皿の上にのせて、赤いパーツのついたピックを刺したら、クリスマスのアペタイザーにも使えそうなピンチョスができました!下に敷く葉野菜は、水菜やからし菜など、ちょっぴり辛みがあるものが甘い味つけに合うと思います。
ソーセージを使ったソテーも一品。
ソーセージと相性がいい野菜として私がまず思いつくのはキャベツです。キャベツは3センチ四方くらいのざく切り、ソーセージは食べやすい大きさに斜め切りしました。冷たいフライパンにみじん切りにしたニンニクとオリーブオイルを入れて火をつけ、ニンニクの香りがしてきたら、ソーセージを加えて炒めます。
少し焼き色がついてきたらキャベツを投入。キャベツの生っぽさが少し残っている段階で塩胡椒、マスタード、ビネガーを加えます。マスタードとビネガーは1人分として小さじ1ずつくらいで、あらかじめ混ぜておきましょう。ニンニクはお好みであってもなくてもいいと思います。朝ごはんにもランチでも、あるいはビールのお供にも向く、簡単でおいしい1品です。
できたての熱々をいただきましょう!