反り腰&ぽっこりお腹も解決! 腰アーチつぶし
反り腰の人は前ももが硬く、股関節の動きが悪くなっています。そこで、太ももをストレッチしながら、反った腰のアーチをつぶすようにお腹にギュッと力を入れて、骨盤の歪みをリセット。反り腰が改善して姿勢がよくなるとともに、お腹に力が入るようになってぽっこりお腹もへこみます。
あお向けになり、左膝を両手で抱え、右脚は真っすぐ伸ばします。
膝を胸に引き寄せながら、腰のアーチをつぶすようにお腹に力を入れて下腹をへこませます。お腹をぺたんこにしたまま5呼吸繰り返しましょう。反対の脚も同様に。
腰をぺたっと床に押しつけるように、お腹に力を入れます。息を吸ってお腹をへこませて、息を吐くときにはそのお腹をキープ。息を吸うたびにお腹をどんどんへこませるように意識して。
両手を頭の後ろに添え、膝を軽く曲げて両脚を上げます。両膝をそろえたら、下腹に力を入れて腰のアーチをつぶした状態をキープして、股関節から両足のつま先を左へ動かしましょう。
次にお腹をへこませたままで、両足のつま先を右へ動かします。左右交互に15秒、つま先をゆっくり動かしましょう。
つま先を左右に動かすことで、骨盤が自然に動いて調整されます。また、つま先を動かすときは、腰のアーチをつぶすようにお腹にずっと力を入れ続けましょう。脚の動きが負荷になって、お腹の筋肉をより刺激してくれます。
一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・文/山本美和