腰痛・肩こりが改善する! 腰伸ばし
腰を背骨からひねるように意識すると、緊張している腰やお尻の筋肉がじんわりとゆるんでくるのを実感できるはず。ここがほぐれると腰痛や坐骨神経痛の症状がラクになります。また、指先を遠くに伸ばすように腕を動かすと、肩周りの筋肉もほぐれて、肩こりの予防にも!
1.あお向けで左膝を立てる
あお向けになり、両膝を立ててそろえます。両腕は体から離すように大きく広げて、手のひらは上に向けましょう。
2.左膝を倒して右足を左膝の横に
左膝を外側に倒したら、右足を左膝の横に置きます。
3. 腰をひねって左手で右膝をおさえる
腰を背骨から左にひねって、右膝を倒して左手で抑えましょう。右腰が伸びたところで15秒キープ。左膝は無理に倒さずに倒せるところまででOK。
右腕を左遠くに伸ばすようにしながら、上体を左に倒します。
右手を左肩、鎖骨、右肩の順になでるようにしながら胸を開いていきます。
右腕を右横に伸ばして、目線は右の指先へ。今度は右肩、鎖骨、左肩の順に右腕を体に沿わせながら4の姿勢に戻ります。1~6を5回行ったら、反対側も同様に。
右腕を横に開いたときに肩が床から大きく離れる人は、無理に腕を横に開かないで。右肩に手をのせるところまでで腕の動きを止めましょう。無理に行うと腰を痛めてしまうので注意!
一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評
撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・文/山本美和