こんにちは。眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコです。
緊急提案、猛暑を乗り切る「快眠準備」の2回目です。
暑さが続き、ほんの少しだけ気温が下がると、カラダが楽になるのがわかりますよね。
この猛暑続きの日本で、どうやって快眠を得るか。1回目は、あえて湯ぶねにつかる事と、夏用のパジャマの話でした。どちらも通年通して行うことですが、ほんの少し「夏用」にシフトすることで、ぐっと心地よくなり快眠を手助けしてくれるはずです。
今回は、熱帯夜を乗り切る寝具の準備です。
寝具は清潔に。暗いところで寝具の掃除を
暑ければ当然、汗もかきますから、いつもよりは頻繁にシーツなども替えていると思いますが、忘れてほしくないのはマットレスや敷布団の掃除です。
聞きたくないかもしれませんが、どんなにきれいな家でもダニはいます。
1年の中で梅雨時期が一番多く、その後、徐々に減ってはいきますが、人間の皮脂汚れはダニの餌になり、夏場は注意が必要です。
敷布団などをお日様にあてる方法は、お日様の香りもして湿気も飛び、気持ちいいのですが、ダニ対策としては弱いです。日の当たる部分からダニは逆側の暗い方へ逃げていきます。
マットレスも同じ。昼間日差しが入り、表面付近にいたダニは床面に近い方へ逃げていきます。
そこで気持ちよく眠るためにぜひしてほしいのは「暗い状態で、眠る前に掃除機をかける」ことです。
暗くなり、ダニが床面付近から表面に戻ってきたところを掃除するのです。
ポイントは、できるだけ明るくしないままで行うこと。
蛍光灯で照らされてしまうとまた、奥に逃げてしまいますからね。
さらにきれい好きな方は、マットレスの間にダニ除けシートを挟むとか、今はシーツも防ダニ効果のあるものもありますし、ダニ除けの洗剤もあるようです。
掃除機ではなく、ふとん乾燥機はどうでしょうか? と聞かれますが、確かにダニ対策モードなどがついているものもあります。
高い温度で弱体化させたり死滅させたりするようですが、最終的にその死骸自体がアレルゲンになる可能性がありますから、ふとん乾燥機の後も、しっかり掃除機はかけておく必要があります。
ちなみに羽毛ふとんには、ダニはいないとされています。羽を加熱洗浄している上に、生地も高密度で織られているので、入り込むこともないそうです。
が、家庭の環境により、部屋に舞ったダニがふとんの表面に落ちてきたり、生地の汚れやカバーの中に潜んでいたり、生地も羽毛も劣化する可能性はあるので、時折見直しが必要です。
寝床の掃除は、気持ち的にもすっきりしますし、その後、洗い立てのシーツに交換するだけで早く眠りたい!という気分になりますね。
しっかり眠り、残りの夏をお楽しみください。
では、今宵も良い眠りを。
ヨシダヨウコ
ネムリノチカラ