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姿勢のよさは、実は努力の賜物です!

ワンピース姿の朝倉さん

スッと立つにはそれなりの筋肉が必要…。
このワンピースは靴の色に合わせて、生地をロイヤルブルーに染めてもらいました。
昨年、国際的ダンスグループ「山海塾」の「国際交流基金金賞」受賞セレモニーでの写真。長年の友人であるリーダーの天児さんは紫綬褒章も受賞された才能の塊〜

 

 

 

よく姿勢が良いと言われます。でも昔からそうだったわけではありません。努力の賜物なのです。人間の筋肉量は放っておくと、特に50代に入ると減り方が顕著になります。

東大大学院教授で健康スポーツ科学分野のスペシャリストである石井直方さんは特に衰えやすい箇所を「三筋後退」と名付けて「大腿四頭筋(太腿の前)、上腕三頭筋(二の腕)、腹筋」のトレーニングを薦めています。でも筋肉は衰えるだけではありません。硬くもなるのです。

ですから私も「三筋硬態」と造語して、最も硬くなりやすい「ハムストリング、ふくらはぎ、胸筋」のストレッチを推奨しています。三筋後退+三筋硬態=顎が前に出て、背中と膝が曲がって、お腹が緩んでいる。つまり老人姿勢が出来上がります。

 

閉経に向かって女性ホルモンが低下するにつれ、基礎代謝が落ちてくるので、多くの女性(約8割)は次第に体重維持が難しくなります。もちろんその分、運動量を増やしたり、食べる量を減らして頑張るのも良いのですが、身体の根本的な変化を受け入れて、ある程度の増加は仕方ないとポジティブに開き直るのも決して悪い事ではありません。ただし筋肉は80才になっても鍛えられます。少々の体重の変化よりも背筋と膝がピンと伸びて、胸筋が開いて、その辺りから陽のオーラ(オーラは胸の上あたりから出ます)が溢れ出ている事の方がマダムには大切! 体全体から若々しさとエレガンスを醸し出せることが1番なのです。

 

そのためには

①胸筋のストレッチとして肩甲骨を引き下げる意識を持つこと

②顎をひく意識を持つこと(前にださない)

③おへそで「げんこつ」を作るイメージでお腹を締めること

④気づいた時に歩幅をやや広めにして、早足で歩くこと

 

この4つを日常に取り入れてください。

華やかに、しかもさっそうと動ける身体になる事、請け合いますよ!

 

 

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