みなさま、すっかりアップするのが遅くなり、ごめんなさ〜い。
年始は1月12日の青山学院大学主催の講演会「若々しく歳を重ねる極意」の準備のため詰めておりました。
おかげさまで当日は300人余の皆様がご参加下さり、大盛況、大好評のうちに終わる事ができました。
このコラムの告知を見て来てくださった方もいらっしゃるようです。ありがとうございます。
母校での大規模な講演会は大変名誉な事ですので、自分なりに納得のいく用意をして臨みました。そして努力は報われるものですね。
当日は青学の先輩でもあり、公私共に大変親しくさせていただいている「何でも鑑定団」でおなじみの北原照久さん、そして日本で最初の女性衆議院議員であり、日本の女性の参政権を始め様々な権利獲得に人生を捧げられた加藤シヅエさんのお嬢様でいらっしゃるコーディネーターの加藤タキさんも「匠子ちゃんが母校で講演会を開くなら」と馳せ参じてくださいました。本当にありがたい事です。
講演会では、まず私がなぜ青山学院大学Gerontology研究所の客員研究員として講演会を開いているのかの経緯を自己紹介も兼ねてお話しさせていただきました。
1975年、青学入学の年に資生堂のキャンペンガールとしてメディアデビュー、そしてバブルの80年代、テレビ界の天才愛川欽也氏と一緒に日本テレビ「11PM」の司会を務めます。その時愛川氏の途方もないテレビ的才能を目の前にした私は「チョット若くて、チョット可愛い」しかない自分の限界を痛感、「テレビ人として長く活躍するのは無理」と悟ります(実際愛川氏は世界最高齢の情報番組司会者として80歳70日でギネスに認定されました)。
そして「専門分野を持ち、年を重ねる事がむしろメリットになるキャリア」を求め、30歳を前に芸能界を引退します。
それからは苦しい苦しい自分探しの旅が……。
でも縁あってアメリカへ。
そこで90年代初頭に起こったアンチエイジングブームに遭遇するのです。
「ヴォーグ」や「ハーパースバザー」などの一流ファッション誌の巻頭に若い絶世の美女ではなく、かっこいい80代のマダム達が特集されているのを見て、「これからは持っている情報の質によって、老化の質が変わる時代がやってくる」ことを確信。「この分野を勉強したい!でも単に健康や美容だけではない、もっと包括的な人生としての加齢を語れる人になりたい」と思い、それを学ぶにはどうしたらと、ネットでアメリカ中の大学の学部案内を調べ上げ、「Gerontology=加齢学」を見つけ出したのです。
3月15日に日本橋三越で講演会を行います。
「若々しく楽しく年を重ねる極意」
3月15日(日)10:30〜12:00
下記よりお申し込みくださいませ。ぜひご一緒いたしましょう。