こんにちは。髪問題で悩む、ミーナです。
MyAge 2014 Spring号の「美髪の賢人が公開!マイベストケア」には、“髪がキレイ”と評判の女性たちの美髪を保つアイディアがいっぱい。
6回目は、鳴海美紀さんです。
髪と関連の深い腎によい食材を摂取。
頭皮の血流アップも
「漢方では〝髪は腎の華〞と言い、髪はエイジングを司る腎と関連が深いため、黒ごまや黒きくらげ、ひじき、昆布など、腎によい黒い食材を普段から意識してとっています」と鳴海さん。
そのおかげか、自分で見える範囲には白髪も見当たらず、髪の量が減るなどの変化もないとか。また、食事面だけでなく、頭皮の状態をチェックしながら行う頭皮マッサージや、月に一度のオイルクレンジングも美髪キープの秘訣。
「健康的な頭皮の色は青みがかった白。時々頭皮の色を見て、透明感がなく黄みや赤みがあるようなら、簡単な頭皮マッサージをしています」。
鳴海さんは、山野ビューティサロンで実施されている山野式ヘッドスパの開発者。いわば頭皮マッサージのプロだからこそ、シンプルな方法で効果的にケアしています。オイルクレンジングには、お気に入りのローズオイルを活用。毛穴の汚れを取り去ることで、頭皮力がぐっとアップ、根元の立ち上がりもよくなるそうです。
[左]黒黒ごはん(4人分)
❶米3合をとぎ、最後に黒米大さじ1を入れてさっと洗い、ざるに上げる。
❷黒豆½カップを洗い水気を切り、フライパンで5~6分からいりする。
❸①②を合わせ、水3カップ、酒大さじ2、塩ひとつまみを入れて
30~60分浸水させた後、炊く。
[右]きくらげのふんわり卵炒め(4人分)
❶乾燥きくらげ10gを水につけて戻したら、中央の硬い部分を切り落とし、
ひと口大に切る。
❷卵4個をほぐし、塩、こしょう、中華だし各適量を混ぜる。
❸中華鍋にごま油をたっぷりめに熱し、②を入れて大きく混ぜ、
半熟の状態で皿に取り出す。
❹中華鍋に再度ごま油を熱し、せん切りのしょうが1片分、
斜め切りの長ねぎ1本、きくらげを炒め、塩、こしょうで味を調えた後、
③を戻して全体を合わせる。
鳴海さんに学ぶ、簡単ケア
ドライヤーの強めの温風で7~8割乾かしたら、中~弱の冷風に変え、髪の流れに沿って風を当てる。指で髪を挟み、キューティクルをなめすようにしてツヤを出すのがコツ
頭蓋骨から頭皮を引っ張りはがすイメージで、根元をぎゅっとつかんで。硬くなりがちな頭皮を動かし、コリを解消します。マッサージが苦手という人も、これなら簡単!
目の粗いくしで、生え際~頭頂部~後頭部~首の下までゆっくりとかし、頭皮を刺激。首のつけ根のやや上に滞りやすい血行やリンパの流れを促すことで、頭もすっきり
6t の花びらからわずか1㎏しか取れない、ブルガリア産最高級ホワイトローズオイル使用。全身のケアにも。ジュドリーブ ホワイトローズ 40㎖ ¥7,500/シンシア・ガーデン
鳴海美紀さん
1966年生まれ。
国際鍼灸医師、国際中医薬膳師。
健康記事の執筆や監修、薬膳レシピ開発、
体の中から美と健康を磨くセミナー開催も。
撮影/小山志麻 取材・原文/蕨 康子
「美髪達人のヘアケア」、1回目、2回目、3回目、4回目、5回目はこちら。
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