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ゆず湯につかって快眠を

ヨシダヨウコ

ヨシダヨウコ

ネムリノチカラ代表。
快眠コンシェルジュ。日本睡眠学会正会員。

寝具店の娘として生まれ、心地よい睡眠を幼児期より体験するが、社会人になりたての頃、働きすぎで体調を崩す。また、実母の介護生活からも睡眠の重要性を再認識する。
漢方、発酵食、アロマ、呼吸、瞑想、ストレッチなどを取り入れ、日々「質の良い睡眠」を探求しながら、各方面へ発信中。代表を務めるネムリノチカラでは、企業の健康経営セミナーや個人の睡眠相談に応じるなど、睡眠全般についてのサポートを行っている。著書に『眠りのチカラ タイプ別睡眠改善&リッチ睡眠TIPS 101』(みらいパブリッシング)がある。

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年末年始、ゆったりのんびりされましたでしょうか。

 

寒いからどこにも行かず、あえて家でゴロゴロ派。休日フルフル楽しんで、普段行かないところにも足を伸ばす派。

…と、さまざまですが、誰でもできるお楽しみとして、冬の夜にはこれがおすすめ!

 

特に冷えが気になる方、寝つきが良くない方にはピッタリ。

 

それは「ゆず湯」。

 

冬至にゆず湯に入ると風邪をひかないなんて言い伝えがあるくらい、ゆずにはさまざまな効果があります。

 

温まることで快眠が手に入る

しかし、なぜゆずなのか?

 

確かにこの時期に旬ではありますが、柑橘系の果物なら、みかんでも金柑でもよいように思いますが、昔からゆずが良いと言われてきました。

かごに盛られたゆずの写真

ゆずにはビタミンC、クエン酸、ポリフェノールなどが含まれ、捨てるところがない果実として重宝されてきました。

特に果皮に含まれるビタミンCの量はゆずがトップクラス。肌のバリア的存在となり、また乾燥肌の予防にも効果的とのこと。

また香りもよく、リラックス効果も高いのが理由のようです。

 

黄色の実は縁起ものとして金運を上げると言われてますし、さらには実がなるまでにじっくりと成長することから、自らの長年の努力が実るとも。

加えて、香りが強いため邪気も払う果実とされてきました。そのため、眠る時に枕元に置く方もいるようですよ。

 

私は昨年、入浴指導士となり、よりお風呂と睡眠について考えることが増えました。お風呂を少しでも快適に心地よく、さらに快眠に生かせる場所にするにはどうすればよいか?といえば、あまりに熱いお風呂には入らないことです。

 

温度的には42度を超えるお湯は注意が必要です。

交感神経が優位になってしまいますし、特にこの季節はヒートショックの原因となるお風呂と浴室や室温のギャップもありますから、カラダに負荷をかけず、ゆったり入れるように、浴室の温度、そしてお湯の温度を調整してくださいね。

 

寒さはこれからが本番。

どうか寒さで固くなったカラダを入浴でほぐし、ゆっくりおやすみください。

 

では、今宵も良い眠りを。

眠りの力があなたを変えるネムリノチカラ代表、快眠コンシェルジュのヨシダヨウコでした!

 

 

ネムリノチカラ

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